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    保育士の履歴書の書き方。自己PR、志望動機でしっかりアピール!

    #保育士の就職・転職ガイド 2020/08/21

    転職活動で必要になる「履歴書」。履歴書は書く機会も少なく、いざ書こうとしてもどんなことを書けばよいのか分からずに悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。本記事では保育士の履歴書の書き方を注意点とともにご紹介いたします。

    保育士が履歴書に書く内容一覧

    「履歴書を書くのは就職活動以来…」「書き方を忘れてしまった…」という人のために、履歴書の記入項目をまとめてみました。実際に履歴書を書く際の参考として、どの項目にどんな内容を書くのかをチェックしていきましょう。

    ①    本人情報

    まず記載するのは、本人情報です。

    • 名前
    • 写真(3×4cm)
    • 生年月日
    • 住所
    • 連絡先(電話番号、メールアドレス)
    • 通勤時間

    名前を書く際は、余白を作りすぎないように、大きく文字を書くのがポイントです。「ふりがな」はひらがなの場合とカタカナの場合があるため、間違えないように表記を確認してください。また、連絡先のメールアドレスは、「r」と「u」、「a」と「d」などの英字が混同されやすいため、読みやすいようにメリハリをつけて書くよう心がけましょう。

    学歴

    基本的に、学歴は高校の卒業から大学もしくは専門学校の卒業まで書きます。卒業年は和暦で統一するのが一般的です。高校は正式名称が「高等学校」のため、省略せずに書きましょう。また、高校や大学、専門学校の名前を記入する際は、学部や学科までしっかりと明記します。

    職務履歴

    職務履歴は学歴の下に書きます。過去の勤務先の名称や入社年を記載しましょう。名称は、「法人」「株式会社」なども忘れずに。職務履歴書を別紙で提出しない場合は、過去の勤務先の仕事内容を明記します。例えば、保育士として勤務した経験があるなら、保育園の名称の下に、次のような内容をまとめましょう。

    • 担当したクラス…0~1歳児、2歳児、3~5歳児
    • 役職やポジション…フロアリーダー、主任、フリー
    • 仕事内容…月案・指導案作成、毎日の保育、保護者の方の対応、お便り作成など

    退職した場合は、退職した年月の隣に「一身上の都合により退社」と書くのが一般的です。間近の職歴を記入したら、最後に「現在に至る」と明記し、その一行右下に「以上」と書きます。

    志望動機

    履歴書の難関ポイントである「志望動機」。ここには、あなたが面接先の保育園に就職・転職しようと思った理由を書きます。加えて、以下のような内容を明記すると、よりあなたの意思が伝わりやすくなるでしょう。

    前職を辞めた理由

    まずは前職を辞めた理由を簡潔に書きましょう。前職が保育士だった場合は、以前勤めていた保育園を退職した経緯を記載します。

    (例)

    • 以前勤めていた保育園では行事が少なく、やりがいを感じられずにいました。
    • 食育や運動などにあまり力を入れない現場でしたので、物足りなさを感じておりました。
    • ほかの保育士との保育観の違いに気付き、転職を決意しました。

    「給料が低かった」「忙しかったから」「職員同士でいざこざがあった」というマイナスな理由は伝えない方がよいでしょう。「また辞めるかもしれない」という印象を与えかねません。退職理由を記載する際は、「自分のやりたいことができなかった」「チャレンジしたいことがある」という面を強調すると、好印象を与えられます。

    志望先の保育園を選んだ理由

    次は、志望先の保育園を選んだ理由を書きましょう。その際、前職の退職理由とリンクさせるのがポイントです。

    前職を辞めた理由

    志望先の保育園を選んだ理由

    行事が少なくやりがいを感じられない

    行事が盛んで、やりがいを感じられると思った

    食育や運動などに力を入れない現場だったため、物足りなさを感じていた

    クッキングや野菜の栽培、体操教室などのイベントがあり、自分の理想とする保育が実現できると感じた

    ほかの保育士との保育観が違った

    「見守る保育」「子どもを主体とする保育」という理念に共感した

    このように、前職を辞めた理由と志望先の保育園を選んだ理由がリンクすることで、あなたの転職の意図が伝わりやすくなります。加えて、「ほかの保育園にはない、この保育園の魅力」を記載し共感する旨を書くと、保育園側から「よく調べているな」「うちの園にぴったりな人材だ」と好印象を持ってもらえるでしょう。

    転職先の保育園で生かせる経験

    保育士経験者なら、保育現場での経験を書くとよいでしょう。

    • 保育士として〇年間務めておりますので、その経験を今後も生かしたいと思っております。
    • 多少ブランクはありますが、現場で担任保育士として勤務した経験がございます。即戦力として貢献できるよう、務めてまいります。

    また、現場経験はないものの、子育て経験がある場合は、保育園側から歓迎されるケースが多いため、子育て経験の有無も記載しましょう。

    就職後に保育園で挑戦してみたいこと

    就職後に保育園で挑戦してみたいことは、「志望先の保育園を選んだ理由」に関連付けるとあなたの意欲が伝わりやすくなります。

    志望先の保育園を選んだ理由

    就職後に保育園で挑戦してみたいこと

    行事が盛んで、やりがいを感じられると思った

    夏祭りやクリスマス会など、さまざまな行事の企画・運営に携わりたい

    クッキングや野菜の栽培、体操教室などのイベントがあり、自分の理想とする保育が実現できると感じた

    クッキングや野菜の栽培、体操教室などのイベント運営に加えて、社内のセミナーや講習にも積極的に参加し、活動を広めていきたい

    「見守る保育」「子どもを主体とする保育」という理念に共感した

    子どもの自主性や主体性を大切にした保育を展開していきたい

    最後に、「自立した元気な子どもに育ってほしい」「保護者の方が安心して子どもを預けられる空間を作りたい」などの「理想」や「向上心」なども書き加えると、熱意がアピールできます。

    特技・趣味

    「特技」と「趣味」は似て非なるものです。「特技」は保育現場で生かせる内容、趣味はあなたの人柄が分かる内容を書きましょう。以下、それぞれの具体例をまとめてみました。

    保育で使える「特技」

    特技の項目には、ピアノや歌、工作やスポーツなど、保育で使える内容を書くのがおすすめです。

    • ピアノ
    • 楽器・歌
    • 工作
    • 描画
    • 裁縫
    • スポーツ
    • 読書
    • パソコン

    など

    もちろん、嘘を書くのはNGですが、実務と関係ない特技を書いてもアピールポイントにはなりません。できるだけ保育と結びつく特技を挙げましょう。

    人柄が伝わる「趣味」

    「趣味」はあなたの人柄を伝えるのに有効です。面接の際に会話のネタとなる大切な要素のため、適当に書くのではなく、面接相手側の気持ちになって考えてみましょう。

    • 料理
    • ヨガ
    • カラオケ
    • ジムに通うこと
    • 温泉
    • 動物のお世話

    など

    「シュノーケリング」「パラグライダー」などの一風変わった趣味は、印象に残りやすく、面接時の会話のネタにもしやすいためおすすめです。ただし、「パチンコ」「お酒を飲むこと」などの趣味は悪印象を与える可能性もあるため、控えた方がよいでしょう。

    保育士が履歴書を書くときのポイント

    履歴書を書くときのポイントは「自己PR」「志望動機」を重点的に明記することです。それぞれの書き方について解説していきます。

    自己PR

    「自己PR」は、保育園側にあなたの魅力を伝える項目です。保育園側に「ぜひ現場にほしい人材だ」と思ってもらえるような、有益な情報を記載しましょう。何を書けばよいか分からない場合は、「経験」と「得意分野」を書くのがおすすめです。

    現場で生かせる前職の経験

    前職が保育士だった場合は、担当したクラスや、以前の職場でどんな仕事を受け持っていたのかを、具体的に書きましょう。

    • 以前勤務していた保育園では、乳児クラスと幼児クラスの両方を担当しました。どの年齢のクラスでも柔軟に対応いたします。
    • 前職ではお遊戯会の伴奏や、鼓笛隊のコーチなど音楽に携わる業務を担当しました。その経験を生かし、歌の伴奏や楽器演奏の指導などに挑戦していきたいと思います。

    加えて、前職の経験を志望先の保育園でどのように生かしていきたいのかを書けば、保育園側もあなたが現場でどのように活躍してくれるのかをイメージしやすくなります。

    自分の得意分野を明確にアピール

    自分の得意分野をアピールするのも有効です。

    • 描画や工作が得意ですので、子どもたちにもモノ作りの楽しさを伝えたいと思います。
    • 文章を書くのが得意ですので、お便りやお手紙の作成にお役に立てるかと思います。
    • 体を動かすことが好きなので、運動遊びに生かしつつ、運動会の企画・運営に携わりたいと考えております。

    自分の得意分野が「保育のどのような場面で役立つのか」という点や、得意分野が生かせる行事などを記載するのがポイントです。

    志望動機

    志望動機は履歴書の中でも特に重要な項目です。基本的に、志望動機を書く際は、「転職しようと思ったきっかけ」「面接先の保育園との接点」を書きます。それぞれの詳しい内容について解説します。

    転職しようと思ったきっかけを明確に伝える

    転職のきっかけは、書ける範囲でOKです。「前職を辞めた理由」と同じ内容でも構いません。ただ、それにプラスして「転職に踏み出そうと思ったエピソード」を書くと、よりあなたの決意が伝わりやすくなります。

    面接先の保育園と自分の接点を書く

    面接先の保育園と自分の接点や共通点を書くのも有効です。

    • 以前、貴園の見学をさせていただいた際に、○○(保育内容)を拝見いたしました。理想とする保育ができると強く感じ、志望いたしました。
    • 以前より、子ども本来の力を引き出すような保育がしたいと思っておりました。貴園の保育理念である「見守る保育」に対して、深く共感いたしました。

    面接前に、志望先の保育園へ見学やボランティアに行くと、より良い印象を与えられます。

    感情に語りかける文章が◎

    面接官の心に響くような、感情に語りかける文章もおすすめです。

    • 前職では保育観の違いから、なかなかやりがいを感じられませんでした。しかし、貴園への見学の際に、子どもたちの生き生きとした表情を見て「保育士として子どもたちの成長に役立ちたい」という気持ちが再び芽生えました。
    • 私が転職してもなお、保育士でい続けるのは子どもたちの笑顔のためです。

    ポジティブな感情や、真摯な思いをつづれば、あなたの人柄や真剣度も伝わるでしょう。履歴書の志望動機の例文について詳しく知りたい人はこちらをチェックしてください。

    [保育士の転職]志望動機の書き方・例文を紹介。未経験、新卒でもしっかりアピール!

    保育士が履歴書を書くときの注意点

    履歴書を書く際は、次の3点に気を付けましょう。

    • 誤字脱字をしないように下書きをする
    • 文字は丁寧に、ゆっくりと書く
    • 修正液はNG

    上記それぞれの注意点について解説します。

    誤字脱字をしないように下書きをする

    履歴書に直接ペンで書き込む人もいますが、間違えた場合はまた最初からやり直しになってしまいます。誤字脱字を未然に防ぐために、まずは鉛筆で下書きをしてからペンで本書きしましょう。最後に、消しゴムで鉛筆の跡を消すのもお忘れなく。

    文字は丁寧に、ゆっくりと書く

    忙しいからといって、適当に文字を書くのはNGです。面接官は文章だけでなく、字そのものもよくチェックしています。文字を丁寧かつきれいに書くことで、真面目で誠実な印象を与えられます。できるだけ、文字は丁寧にゆっくりと書きましょう。

    修正液はNG

    履歴書は正式な書面に含まれるため、修正液を使うのは避けましょう。間違えないように、下書きをしたり、書く内容をメモした紙を見ながらペンで書いたりするのが賢明です。

    まとめ

    保育園への転職の際、志望動機や自己PRの部分はなるべく具体的に書くのがポイントです。印象深いエピソードや志望先の保育園と自分の共通点、保育職で生かせる特技や趣味を存分に伝え、あなたの魅力や熱意を存分に伝えましょう。

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