履歴書に必ず書く「志望動機」。履歴書の志望動機をどう書けば自分の魅力が伝わるのか、悩む人も多いのではないでしょうか。
今日は多くの方が悩むであろう、履歴書の志望動機の書き方を例文と合わせてご紹介いたします。
経験者ではなくてもしっかりと自分の熱意がアピールできるように、面接に備えましょう。
そもそも志望動機というものは、なぜ必ずと言っていいほど聞かれるのでしょうか?それは、自分の園の将来まで力になってくれる人をこの面接で採用したいからです。
面接者は、数ある保育現場の中からどうしてここで働きたいと思ってくれたのかを聞き、応募してきてくれた方の熱意を知りたいのです。
面接では、志望動機が面接の合否に左右すると言っても過言ではありません。面接者が「なるほど」となるような納得させられる動機を考えて面接に挑みましょう。
面接については、「保育士の面接対策!よくある質問と解答例を紹介」で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
志望動機として、面接者が最も納得し採用したいと思う理由は、保育方針が合致していることです。
園の特徴や保育方針などをきちんと理解していて、保育に対する考えや熱意が同じであることを必ず伝えましょう。そこがクリアできることで面接者に「一緒に働いていきたい」と思ってもらうことができるでしょう。
保育士の仕事は人間性が大切です。保育の経験はもちろん、育児の経験や他業種で働いた経験もあればあるほど人間性は豊かになります。
今まで培ってきたスキルや経験をありのままに伝え、ぜひこちらの職場でその経験を活かしたいという気持ちを伝えましょう。
経験者は即戦力として採用することができるので、大きな強みになります。
保育士という仕事は、一生ものの仕事と言われています。つねに学びながらおこなう終わりのない仕事です。ですから、一度何らかの理由で保育士の仕事から離れてしまって、再度戻ることがあっても決して不思議ではありません。
また、保育士の仕事が好きだから復帰したいという熱意をしっかりと伝えましょう。
誰でも最初は未経験ですから、保育の経験がないからと言って自信をなくすことはありません。未経験ならこれからの保育の仕事に活かせる長所をアピールしましょう。
保育士として求められる明るさや、歌やダンスができることなども十分アピールポイントになります。
続いて、上記のことをふまえながら、志望動機の実際の書き方を例文でご紹介いたします。
「私は前職場で、栄養士と共に調理の部分にも多く携わってきました。子どもの健康のために最も大切なことは、毎日の食事だと考えています。貴園は食育のイベントも多くおこなわれており、子どもたちの生き生きとした姿を見て、こちらでぜひ働かせていただきたいと思いました。今まで培ってきた経験を貴園の子どもたちのために活かしつつ、保育士として貢献してまいりたいと思います。」
「前職場は園児数○人という、とても大きな保育園でした。3年間乳児クラスを担任してやりがいを感じていましたが、勤務しているうちに一瞬一瞬が尊い乳児期の成長をもっと穏やかな環境で見ていきたいと思うようになりました。貴園では、少人数制の保育を実践されていてアットホームな雰囲気だということをホームページで拝見いたしました。貴園でなら自分の理想の保育に向かって働いていけると思い、志望致しました。」
「私は、○年間保育士として0歳児から6歳児まで担任した経験があります。出産のために一度保育士の仕事はやめてしまいましたが、今現在も我が子の育児中です。一度保育の仕事からは離れましたが、自分や友人の子どもたちと触れ合っていると、やはり子どもは無条件にかわいく、仕事としてもう一度子どもの成長に役立ちたいと思い志望致しました。○年間我が子の育児を経験し、以前よりも保護者の方々の気持ちがわかるようになりました。この育児の経験を活かし、精一杯頑張りたいです。」
「以前勤めていた保育園では、○年間担任と主任を経験致しました。とてもやりがいのある毎日でしたが、少々無理をしてしまい体を壊してしまいました。治療のためにやむなく退職いたしましたが、現在は完治しております。その間、友人の子や姪などと触れ合う機会も多く、今一度保育の現場に戻って仕事をしたいという気持ちが強くなりました。今までの保育経験や主任経験も活かしつつ、貴園の保育を学びながら仕事をしたいと思い志望致しました。」
「保育士資格を取得したのち、○年間百貨店で子ども服の販売職を務めてまいりました。お客様の気持ちを理解し、おもてなしの精神を学んでまいりました。それに加えて、いつでも明るい笑顔と丁寧な作業を身に付けられたと思っております。仕事で小さい子どもたちと接するうちに、やはり子どもともっと深く接する仕事をしたい、資格を活かした仕事に就きたいと思い、このたび志望致しました。前職でも、無遅刻無欠席だったほど健康には自信がありますので、こちらの園で学ばせていただきながら元気いっぱいに子どもたちと遊びたいと思います。」
「私は幼少期からピアノを習っており、初見でだいたいの曲は弾くことができます。進路を決める際に、自分の特技であるピアノを活かした職業に就きたいと思っておりました。子どもが好きということもあり、保育士になりたいという気持ちは強く持っております。ホームページを拝見いたしましたところ、貴園の音楽に力の入れた保育に強く共感致しました。自分の特技を生かしつつ、ぜひ働かせていただきたいと思い志望致しました。」
「私自身、子どもの頃から周りに幼なじみが多く、年下の友だちも多かったので、小さい子の面倒を見るのが大好きでした。それがきっかけとなり、○○大学で保育を学んでおります。教育実習で貴園にお世話になった際に、子ども一人ひとりの好きなことを大切に保育しているという保育を学びました。貴園の子どもたちの個性を大切にするという保育方針に強く共感し、志望しました。私も貴園の保育士さんたちのように、子どもたちの個性を大切にできる保育士になりたいと思っています。」
就職活動というものは、今後の自分の生活が関わってくる大切な活動の一つです。それゆえに、情報探しから採用まで一人でおこなうということは、厳しくて大変なイメージも多いのではないでしょうか。
就職活動をしていて、少し不安になってしまったときは、人材紹介会社に登録してみることをおすすめします。
人材紹介会社とは、厚生労働省が認める民間の職業を紹介する事業のことです。求人を出した企業と、就職したい人とを繋ぐ架け橋となってくれるのです。
人材紹介会社を使うメリットとして、企業と求職者とのミスマッチをできるだけなくすということです。また、経験豊富なアドバイザーが無料で担当してくれるので、さまざまなことを相談することができます。自分ではなかなか企業側に聞きにくい待遇面についても、第三者の方に聞いてもらえたら安心ですよね。
志望動機など履歴書の書き方や面接のポイントなども丁寧に教えてくれます。人材紹介会社を利用して、就職・転職活動を有意義な時間にしましょう。
ライクスタッフィングは、保育・介護業界に長けている人材紹介会社で、実績も豊富です。働くこと自体が初めての方も、仕事経験が豊富にある方も、希望の条件とマッチして安心して働けるようにしっかりとサポートします。
キャリアアップしたい、スキルアップしたい、融通の利く職場を探したい、どんな条件でも大丈夫です。アドバイザーと一緒に、自分に合った職場を効率よく探しましょう。
また、登録スタッフの方には、充実した福利厚生もありますので豊かな人生設計も可能です。もちろん登録は無料ですので、就職活動や転職活動を考えている人は、お気軽に登録してみてください。
今回は保育士の転職の際に使える志望動機の書き方・例文をご紹介しました。
志望動機は一番初めに聞かれることが多く、ここで面接者の気持ちをつかめるかどうかが採否に大きく影響すると言っても過言ではありません。保育にかける思いをうまく伝えられるよう、しっかりポイントをおさえて志望動機を用意しましょう。
(c) 2025 LIKE Staffing, Inc.