保育士・保育園・幼稚園教諭の求人、転職、派遣なら【ジョブトル保育】

保育のお仕事お役立ち情報

「保育のお仕事お役立ち情報」は、あなたの就職活動をサポートする情報を紹介します。

  • FaceBook X

    【派遣で働く】派遣保育士という働き方で自分の時間を大切にしよう

    #お役立ち情報 #派遣ノウハウ #保育士の働き方 #保育士の就職・転職ガイド 2019/11/01

    保育士にはさまざまな雇用形態があるのをご存知でしょうか。正社員はもちろん、パート、契約社員、派遣、期間雇用など、それぞれに特徴があります。

    保育士は業務内容が多く、自宅に仕事を持ち帰ることが多いかもしれません。保育時間内に書ききれないような大量の記録作業が多いため、事務仕事を遅くまですることも。なかなか自分のプライベートな時間を確保するのが難しいものです。

    そこで今回は派遣保育士という働き方に着目し、どういった働き方なのか、またメリットやデメリットは何なのかなどを詳しくご紹介していきます。

    ・派遣保育士のメリットとデメリット

    ・派遣保育士のメリット

    派遣保育士にはたくさんのメリットがあります。それぞれ見ていきましょう。

    ・シフト制のため、プライベートの予定が立てやすい

    派遣保育士は、保育園とではなく派遣会社との契約となります。そのため、勤務できる日や時間帯、休日を前もって伝えておけば好きな時間で働くことが可能となります。もちろん行事や他の保育士との兼ね合いで園側の都合に合わせなくてはならないときもありますが、相談しながら決められるので、正社員やパートと違い大きなメリットとなるでしょう。

    また、「週に3日のみの勤務、10:00~15:00まで」など、どうしても譲れない働き方があるのであれば、派遣元へその条件を提示し探してもらう、就職先へ交渉してもらうことも可能です。プライベートな予定や計画が立てやすく働きやすいのではないでしょうか。

    ・仕事の負担が少なく、持ち帰りやサービス残業もなし

    派遣保育士は、長ければ1年単位、短ければ産休保育士代替えなどで半年や数カ月のことがあります。そのためクラス担任を受け持つことはほとんどありません。事務的な記録、クラス便りやお便り帳、制作物の下準備など、自宅へ持ち帰って行う仕事もほぼないでしょう。

    また、正社員は勤務時間が過ぎても、記録の仕事や保育室の整理整頓、壁面の制作、翌日の準備、打合せ、後輩や実習生の指導など保育時間中にできない仕事があり、どうしても残業せざるを得ない状況があります。派遣保育士は時間給制で働くので、時間になれば退勤できるのが大きなメリットでしょう。

    負担が軽く自分の時間をしっかりと確保できることから、派遣保育士を選ぶ人も少なくないでしょう。

    ・契約更新時に継続か転職かを決められる

    派遣保育士は契約期間が決まっているので、契約が終了するときに保育園側でまだ保育士が必要であればそのまま継続して勤務をするのか、また違う職場(園)へ転職をするのかを決めることができます。合わない職場であった場合、違う職場へ転職できるのは大きな利点ですね。また、そのまま継続して勤務を希望したい場合も、園側がOKであれば継続することが可能です。

    ・正社員も視野に入れられる

    契約の延長や継続をして一生懸命に働いていれば、頑張り次第で正社員への道が開けるかもしれません。派遣期間で園の方針や環境、働き方などをしっかりと理解した上で正社員になれるのは、大きなメリットと言えます。

    ・自宅から通いやすいところを選べる

    勤務地については複数の場所から通いやすいところを選べることがほとんどです。自分の時間を確保するためにも、通勤時間はなるべく短い方が良いでしょう。転職エージェントや派遣会社にはさまざまな勤務地が用意されているので、自分に合った場所を自由に選べるのも派遣保育士のメリットですね。

    ・給与が他のパート契約保育士よりも良いことが多い

    給与形態については、派遣保育士もパート保育士も時間給の場合がほとんとです。ですが、一般的な派遣保育士の時給は1,200円~1,800円、地方都市であれば1,000円ほどと言われています。

    一方パート保育士は時給1,000円くらい、地方都市であれば時給800円ほどとなっています。

    派遣保育士は業務内容、休日、有給、給与の支払いなどは全て派遣元とのやり取りであるのに対し、パート保育士はそれらすべてが保育園での管理となります。ただし、ボーナスや手当がないのがほとんで、中には交通費が支給されない場合もあるので、就職前にしっかりと確認しておく必要があります。

    ・派遣保育士のデメリット

    働きやすさや時間の確保などのメリットのほかに、デメリットもいくつかあります。

    ・雇用が不安定

    派遣保育士は最短で数日、派遣法により長くても3年間と雇用日数が決まっています。そのため、園で派遣保育士の必要がなくなれば退職せざるを得ません。また、契約期間中であっても、園の経営状況が悪くなったなどの理由で突然契約が終了することもあるかもしれません。

    短期間で次の職場へと変わるたびに、保育観や人間関係、仕事の手順や自分の立ち位置など、どんどん内容が変わるので、しっかりと気持ちを切り替え、順応していく必要性があります。派遣保育士はそういった変化に対応していく順応性が求められるのです。

    ・仕事内容は正社員と差が大きい

    短期間であればあるほど、仕事の内容がシビアになります。たとえば掃除や後片付け、教材の準備、備品の管理や、行事の衣装の整理など、保育とは直接関係のない雑務的な仕事を指示されることも。

    また、クラスに配置されても派遣保育士には責任がないという理由から子どもと関わらせてもらえないこともあると言います。クラスに入ったとしてもその日の保育をリードする、手遊びや工作を中心になって行うことはほとんどなく、補助的な仕事になることもあります。

    事務仕事や記録、保育計画を立てるような仕事をすることがなく、保護者の方との関わりや相談も受けないため、ある程度は割り切って仕事をすることになります。

    仕事の内容は正社員の保育士とは大きな差があるため、少しずつ保育士としての仕事にやりがいを持ちたくなったり、物足りなくなるかもしれません。

    派遣保育士として補助的ながらも、自分の時間を大切にしたいのか。あるいは正社員として責任を持ちながら働きたいのか。自分は何を優先し、どのように働きたいかをじっくりと考えてから決めましょう。

    ・経験は活かせるけれど、キャリアアップは難しい

    これまで保育士として働き、一度現場を退いて再び保育士への再就職を目指すとき、いきなり正社員へ戻るのはちょっと自信がないという人は、派遣保育士からのスタートでやってみるのも良いでしょう。

    派遣保育士のままであれば、現場での経験は積み重なりあなた自身のものになりますが、副主任、主任、副園長、園長などのキャリアアップを目指すのであれば派遣保育士では難しいでしょう。

    ですが派遣保育士として働き、続けていける自信や体力があれば次は正社員を目指しキャリアを目指すことも可能です。

    保育費の無償化が進み、さらに保育士不足が深刻化しています。せっかくの保育士資格を眠らせることなく、また潜在保育士になることなく活かすことで、社会の役に立つ大切な存在となります。

    少しずつ段階を踏んで経験やキャリアを積んでいきましょう。

    ・まとめ

    派遣保育士について掘り下げ、働き方やメリット・デメリットについてお伝えしました。一番大切なことは、保育士として働いてみたいと思った時にどういった働き方をするのか、自分の希望は何かをはっきりさせておくことです。

    保育士の業務は多岐にわたります。責任もあり子どもと関わる以外の仕事もたくさんあります。その分、大きなやりがいや達成感があるのも保育士の魅力です。

    正社員にも派遣社員にもそれぞれメリット・デメリットはあります。最終的には自分のライフスタイル、キャリアプランにあった雇用形態を選択しましょう。

    FaceBook X
  • お仕事探し術
  • 仕事を知る
  • お仕事探し術
  • 仕事を知る

(c) 2024 LIKE Staffing, Inc.