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    【未経験でも保育士になれる!】それぞれのタイプに合わせたポイントを解説

    #保育士の就職・転職ガイド #キャリアアップ・資格 2020/01/21

    保育士は子どもが好きなだけでは勤まらない。経験がものを言う、と言われる職業です。そのため、子どもが好きで保育士として働きたいけれど、未経験では無理かも…と悩む方も少なくありません。しかし、未経験でも保育士になることは十分可能です。誰でも初めは未経験です。自分のペースで経験を積んでいけば大丈夫!子どもが好きで保育士の仕事に興味がある方はぜひ挑戦してみましょう。

     

    保育士資格を持っているけれど、現場経験のない方。保育士資格はないけれど、保育に携わりたい方。それぞれに合わせた、保育士になるためのポイントをご紹介いたします。

    保育士の仕事は未経験でもOK

    まず結論として、保育士の仕事は未経験であっても、十分可能です。その理由を見ていきましょう。

    資格取得は必須。保育補助からスタート可能

    保育士として働くためには、保育士資格を取得する必要があります。国家資格である保育士資格があれば、保育の専門家として認められ、初めて「保育士」と名乗ることができるのです。しかし、保育士資格がなくても保育補助として働くことができます。子どもの人数に対する保育士の設置人数は満たしているけれど、忙しい時間帯もあります。そんなときに大きな助けとなってくれるのが、保育補助の存在です。保育補助は保育士の指示を仰ぎながら、子どもと関わり、保育士の補助的な役割を担います。資格取得を目指しながら、保育補助として働くことも1つの方法です。

    資格があれば年齢問わず働ける

    保育士資格は、一度取得すれば更新などの必要もなく、生涯有効です。ただ、保育士として働くためには、資格取得後に保育士登録をする必要がありますので、注意しましょう。資格を取得し、保育士登録を済ませていれば、年齢を問わず働くことが可能です。

     

    保育士は体力勝負の仕事なので、年齢とともに体力面での不安を抱える方も少なくありません。しかし、勤務先の選び方次第では、年齢を重ねても十分に働くことができます。例えば、園庭で思い切り走りまわることは苦手でも、子どもとじっくり関わることが得意な保育士もいます。少人数保育の園を選べば、ゆったりとした環境の保育も可能です。

     

    さまざまなタイプの保育士がいることは、子どもにとってメリットです。自信をもって自分に合った関わり方を見つけましょう。

    育児経験は有利

    子育てがひと段落して、保育士として働き始めたいという方もいます。育児経験は保育士にとって大きな強みです。子どもとの関わり方は心得ていますし、見通しをもって子どもの成長を見守ることができます。また、保護者の方の気持ちも理解できるので、保護者対応でも有利です。

     

    しかし、子育ての常識は、時代とともに変化していきます。自分の当たり前を押し付けないことや、周りの保育士から学ぶ姿勢は忘れないようにしましょう。その気持ちがあれば、保育の現場において、育児経験者は心強い存在です。

    他業種での経験が役立つ場面も多い

    他の業種から保育士へと転職した場合には、前職の経験が役立つ場面も多くあります。例えば、接客業をしていた場合。保育士は人と関わる仕事なので、接客業で学んだ人との関わり方や言葉遣いが役立ちます。パソコンを使った仕事に携わっていた場合には、書類作成など、園内のパソコン業務を担うことで、一目置かれる存在となるでしょう。

     

    他業種での経験は決して無駄にはなりません。自分の強みとして、存分に保育士の仕事に活かしていきましょう。

    保育士の資格取得から始める

    保育士として働きたいと考えたとき。まず目指すことは、保育士資格の取得です。保育士資格を取得するためには、いくつかの方法があります。それぞれの方法をご紹介いたします。

    大学、短大、専門学校で学ぶ

    まず1つ目は、厚生労働大臣が保育士養成校に指定する、大学・短大・専門学校を卒業する方法です。保育士資格取得に必要なカリキュラムを修了し、卒業と同時に資格が取得できます。大学は4年間、短大は2年間、専門学校は2年、もしくは3年間の通学が必要で、カリキュラムの中には、保育施設の実習も含まれます。

    十分な時間をかけて保育を学び、卒業と同時に資格が取得できることがメリットです。しかし、働きながらの通学は難しいかもしれません。通学可能な環境の方におすすめの方法です。

    保育士試験に合格する

    もう1つが、保育士試験を受験し、合格する方法です。保育士試験とは、保育士資格を得るための国家試験で、年に2回実施されます。受験資格を満たしていれば、年齢に関係なく受験が可能です。

    試験は筆記試験と実技試験で構成され、筆記試験に合格した方のみ、実技試験に進むことができます。難易度が高い試験ではありますが、筆記試験は合格した科目の受験が3年間免除になります。通信教育やテキストを使って独学で勉強するなど、自分に合った勉強方法を探しましょう。

     

    【参考】一般社団法人 全国保育士養成協議会 免除・一部科目合格の有効期間について

    実務経験から資格取得

    保育士試験に受験するためには、最終学歴が受験資格を満たしている必要があります。しかし、学歴による受験資格を満たしていなくても、保育の現場の実務経験があれば、受験資格を得ることが可能です

     

    例えば、最終学歴が高校卒業の場合。平成3年4月1日以降に卒業した場合は、それだけでは受験資格がありません。2年以上かつ2880時間以上、保育所の実務経験があれば受験資格が得られるのです。同じように、中学卒業の場合は、5年以上かつ7200時間以上の実務経験があれば受験ができます。

    受験資格に該当する施設は、保育所や認定こども園などの実務です。各都道府県に問い合わせてください。保育士資格取得を目指すことは十分可能です。

     

    【参考】一般社団法人 全国保育士養成協議会 保育士試験受験資格

    資格はあるが実務経験がない場合

    保育士資格は持っているけれど、実務経験がない場合。未経験でも、勤務可能な保育園はたくさんあります。未経験で働くときのポイントを見ていきましょう。

    未経験でも歓迎

    保育士不足は深刻で多くの保育園が人材を求めています。未経験でも、保育士資格を持っている方は貴重な人材。「未経験だから…」と引け目を感じる必要はありません。特におすすめなのが、求人情報に「未経験者歓迎」との記載がある保育園です。新設の保育園では、即戦力となる経験者を求めることも多くあります。

     

    しかし未経験の方は、初めての保育の現場なので、成長が期待され、園の保育方針や保育観を受け入れやすいという強みもあります。それらの理由から、未経験者を積極的に雇い入れる保育園を探して就職をチャレンジするといいでしょう。

    熱意ややる気が評価される

    未経験の場合は、経験を具体的にアピールできません。その分、どれだけ仕事に熱意を持っているか、仕事へのやる気が評価のポイントになります。子どもへの積極的な関わりや、先輩保育士から学ぶ姿勢は高評価です。未経験だからこそ、熱意を前面に表していきましょう。

    保育以外の経験も存分に活かす

    保育経験はなくても、今までの育児経験や社会人経験は大きな強みです。保育士として学ぶ姿勢や謙虚さは大切にしながらも、自分の得意分野は、存分に活かしていきましょう。どんな保育士にも、得意不得意は必ずあります。保育以外の経験をもっている方は、大きな戦力となることも多いですよ。

    資格はないが保育の仕事に携わりたい

    資格を持っていなくても、保育の仕事に携わることを諦める必要はありません。自分に合った働き方を見つけ、資格以外のアピールポイントがあれば、保育に携わることは十分に可能です。

    資格取得までに経験を積む

    保育士資格は、経験を積みながら資格取得を目指すことができます。保育補助や認可外保育園の保育従事者は、資格がなくても働けます。認可外保育園は、保育に従事する方の3分の1が保育士資格を持っていれば、運営が可能です。そのため、資格がない職員もたくさんいます。保育の現場で経験を積みながら、資格取得を目指すことは可能です。現場経験を積むことで、自分がどんな働き方がしたいか見えてくる場合もありますよ。

    子ども好きをアピール

    資格がないけれど保育の現場で働きたい場合には、子ども好きを、どんどんアピールしていきましょう。保育の仕事に携わるためには、子どもが好きであることは大前提です。それは資格があってもなくても同じ。保育の知識は十分ではないかもしれませんが、大好きな子どものために頑張れる方は、現場で保育の知識を吸収する力を持っています。

    保育補助として働く

    保育士資格取得を目指していなくても、保育補助として働くことはもちろん可能です。子育てがひと段落して、子どもと関わる仕事がしたい。今のところ資格取得は考えていないけれど、保育の仕事がしてみたいという方も、保育の現場で大いに活躍できます。特に保育士の手が足りない早朝や延長保育、日中の忙しい時間帯は、保育補助の求人も多く見られます。パート勤務の求人もあるので、自分の生活リズムに合わせた働き方が選べるでしょう。

    資格取得を支援してくれる職場で働く

    保育士確保の一環として、資格取得を支援してくれる企業もあります。保育士試験合格を目指した講座を開講したり、働きながら保育士養成校に通う方に奨学金制度を用意している企業も。資格取得後は、保育補助ではなく保育士として働けるので、未経験でも就職の心配もありません。企業のバックアップがあれば大きな安心になるでしょう。

    まとめ

    未経験で保育士の仕事に就く場合、保育士資格取得を目指すのか、それともすでに資格は持っているのか、資格は取得せずに保育に携わりたいのか、それぞれで選ぶ道が異なります。

     

    保育士資格取得を目指す方は、現場で働きながら目指すという方法もあります。資格はあるけれど実務経験がない方は、未経験だからこそのアピールポイント持つことが大切です。働き方を選べば、資格はなくても保育に携わることもできます。「子どもが好き」という思いに自信を持って、未経験だからと引け目を感じずに、挑戦してみてくださいね。

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