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    保育士のメイクはどこまでOK?許されるメイクの基準を解説

    #保育士の働き方 #保育業界の基礎知識 2024/06/21

    保育士をしている人やこれから保育士を目指している人の中には保育中のメイクはどこまで許されるのか疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。もちろん誰が見ても濃いと感じられるメイクは避けるべきですが、どのくらいのメイクであればいいのか悩んでいる人もいるはずです。

    今回は保育士に適したメイクや避けるべきメイクについて解説していきます。また、保育士がメイクをするときに意識しておくべきポイントや注意点のポイントについてもお伝えいたします。メイクについて知りたい保育士はぜひこの機会に参考にしてください。

     

    保育士のおすすめメイクって?

    子どもと関わる仕事のひとつである保育士は、かわいい先生でありたいと思っているのではないでしょうか。そのためにかわいいメイクをしたいと考えている人もいるはずです。

    もちろん、かわいい保育士は子どもたちに人気の先生でもあります。また、保育士のまねをしたい子どもたちもたくさんいますかわいい保育士になるためにメイクをすることは大切ですが、保育士にとってのおすすめのメイクとはどういったものなのでしょうか。

    ナチュラルが基本

    保育士はナチュラルメイクを基本にしましょう。ナチュラルメイクとは素肌の色や艶を生かしたメイクのことです自然な感じで軽いメイクであればそれはナチュラルメイクということになります。

    もちろんナチュラルメイクには清潔感も必要です。自分のメイクはナチュラルメイクかどうか、鏡の前でチェックしてみるといいでしょう。自分の肌の色が見えないような厚手のメイクの場合、子どもの衣類などに化粧品がついてしまう恐れもあります。そのようなメイクはナチュラルメイクとは言い難いでしょう。

    保育施設は子どもの最善の利益を守る場所です。保育士の都合でそのような事が起こらないように、ナチュラルメイクを基本にしましょう。

    保護者からの印象

    メイクは保護者の方にとっても好感を持てるようにすることが大切です。メイクが濃い場合、メイク自体が不要なのではと思われてしまうこともあるかもしれません。また、そのような印象を持たれたことで、保育士への信頼に悪影響を及ぼしてしまうこともあります。

    逆に、メイクをしないことで顔色が悪く、目の下にクマなどがある場合も、保護者の方から良い印象を持たれません。その場合、コンシーラーなどを上手に使ったナチュラルメイクで、保護者の方に気を遣わせないようにしましょう。

    ポイント別おすすめメイク

    ここからは保育士にとってのポイント別のおすすめのメイクをお伝えします。このポイントはナチュラルメイクをするときの具体的な参考になるはずです。ぜひメイクをする際に試してみてください。

    ベースメイク

    肌の色を明るく見せてくれるトーンアップの下地がおすすめです。コンシーラーなどを使ってシミやくすみをカバーしてもよいでしょう。下地を選ぶ際には日焼け止めの効果のあるものを選ぶようにすると日焼け止め対策にもなります

    外で遊ぶことの多い保育士の仕事でUV対策は必須です。ベースメイクもたくさんの種類がありますので、つけ心地がよい、自分に合ったものを選ぶようにしてみてください。ファンデーションを使用する場合、薄めに軽くつけるようにするとよいでしょう。

    アイメイク

    アイメイクをすると印象が変わるため、アイメイクをしたい保育士もいるはずです。そのような保育士のためにおすすめなのがまつ毛パーマです。忙しい朝でもビューラーをする手間がなくなります。アイシャドウやアイブローなどを使用するとアイメイクがどうしても濃くなりがちです。もし使用するのであれば薄く塗ることを心がけましょう。

    また、最初から濃い色のものを用意するのではなく、薄い色合いのものを買っておくこともひとつの方法です。汗やよってにじまないウォータープルーフのものを使用するのもよいでしょう自分で思っている以上に控えめのアイメイクがおすすめです。

    リップ

    リップやグロスは濃くないものを選びましょう。色がほんのり付くぐらいのリップがおすすめですピンクなど、自分の唇の色に合ったもの、手軽に塗れるものを選ぶようにするとよいでしょう。日焼け止め効果のあるリップもありますので、そのようなものを選ぶのもよいかもしれません。唇を保護できる薄づきリップが理想です。

    スキンケア

    日頃からスキンケアをすることで、ナチュラルメイクでもかわいい印象の保育士になります。洗顔を丁寧に行う、自分の肌質に合ったスキンケアアイテムを選ぶといったことで、肌質の向上を目指してみるのもよいでしょう。

    これまで化粧品にかけていたお金をスキンケアに回すのもよいかもしれません。肌質が良くなると、肌を隠すために厚塗りになることもないため、自然にナチュラルメイクになってきますメイクの前のスキンケアはメリットがたくさんあります。ぜひスキンケアの時間を大切にしてみてください。

    ポイント別避けたいメイク

    ここまでおすすめのポイントメイクをお伝えしてきましたが、保育の現場では避けたいメイクもありますここからは避けたいメイクについてその理由とともに説明していきます。ぜひメイク用品の購入やメイクの参考にしてください。

    ベースメイク

    メイクの崩れを気にして、厚めのベースメイクをしてしまう場合がありますが、これは避けましょう。特にファンデーションは厚塗りをしないように気をつけましょう日焼けを気にして肌色を隠すぐらい塗ると、首の色と違うこともあり、不自然な印象を与えかねません。

    また、厚塗りのためにファンデーションが子どもに付いてしまうこともあります。下地に紫外線、汗や皮脂に強いものを選ぶ工夫をして、ファンデーションで軽くおさえる程度がおすすめです。

    アイメイク

    アイメイクを重点的にしたいという保育士も多いようです。ただし、保育士にとってアイメイクもやりすぎは厳禁です特にマツエクと呼ばれる、まつ毛エクステは取れてしまったときに子どもの誤飲の危険性もあります。

    さらに、マツエクは保護者の方に派手な印象を持たれかねません。万が一子どもの肌や、服に触れて汚してしまうことを考えると、アイラインやアイシャドーにもラメの入ったものの使用は控えましょう。もちろん濃いめのマスカラも避けた方が無難です。

    リップ

    濃い色のリップやラメが入っているようなリップは避ける必要があります。子どもの肌や衣服に付いてしまったら、大変なことになります。ただし、全く塗らないこともおすすめしませんリップをしないことで、顔色が悪くなってしまいます。

    少しずつ保育士もマスクを外すようになってきたため、鏡を見なくてもつけられるぐらいの手軽な色付きリップをするようにしましょう。

    お化粧なし

    ノーメイクもできるだけ避けたいところです。子どもに化粧品がつく心配がないため、ノーメイクでもよいのではと考える保育士もいるかもしれません。また、マスクをしているため、ノーメイクでも気づかないのではと思っている保育士もいるのではないでしょうか。

    ノーメイクは顔色が悪く見えることと、保護者の方にもあまりよい印象を与えません保育士もしっかりとした社会人であることを忘れずに、ナチュラルなメイクをするよう心がけましょう。

    TPOに合わせて

    ナチュラルなメイクのためのおすすめのメイクや、避けた方がよいメイクについてお伝えしてきましたが、洋服もメイクもTPOに合わせることが大切です保育園にもさまざまな行事があります。ここからはTPOに合わせてどのようなメイクがおすすめかご紹介していきます。

    入園式や卒園式

    保育園の行事の中で入園式や卒園式を特に大切にしているという保育園も多いのではないでしょうか。これらの行事では保育士はスーツ着用のところも多いため、スーツに似合うメイクをするようにしますいつものナチュラルメイクに少しだけ手を加えてみましょう。

    おすすめなのがアイメイクにブラウンなどのはっきりとした色を使うことです。そうすることでしっかりとした印象になるため、スーツにも合うメイクになります。

    卒園式は涙で化粧が崩れることも考えられるため、アイメイクにウォータープルーフを使用するのがよいでしょう。泣いたあとに目の周りが黒くならないよう事前の対策が必要です。

    参観日

    参観日はいつものナチュラルメイクがおすすめです。顔色が良く見えるように、リップを塗るのを忘れないようにしましょう化粧直しの時間がないからといって、いつもより濃いメイクをしたり、普段と違うメイクをしたりすることで、子どもに違和感を抱かせないようにします。保護者の方にとってもいつもの保育士であることが理想です。

    参観日の後に、保護者会などがある場合はファンデーションを軽く上塗りし、リップを塗り直す程度でよいでしょう。

    運動会や遠足

    外での活動が主になるため、下地に日焼け止めが入ったものを使うようにします。また、汗をかいても大丈夫なように汗に強いものを選びましょう

    リップの中にはUV対策をしているものもあります。そのようなものを選んで使用することで、唇の日焼けも防ぐことが可能です。普段のメイクと使用するものを変えることで、外での長時間の活動にも対応することができます。保湿やUV対策、汗や皮脂に強いものなど、そのときに合ったメイク用品を何種類か持つこともおすすめです。

    保育士は子どものモデル

    厚生労働省の資料によると養成校に在籍している学生が保育職の就職を決めた理由について8割近い人が保育者になることが夢だったと答えています。そこにはきっとすてきな保育士との出会いがあったはずです。

    子どもにとって保育士はあこがれの大人です保育士はそういう存在であることを忘れてはなりません。子どものモデルである保育士であるために、かわいい保育士であることももちろん大切ですが、それよりも子どもへ愛情のある安定した関わりが大切です。ナチュラルメイクは保育を邪魔しないメイクです。ぜひ実践してみてください。

    ただ、メイクについてどうしても譲れないものがあると考えている人は、そのような保育園を探してみることもひとつの方法です。

    もし、メイクに対しての規則が緩やかな保育園をお探しなら、ジョブトル保育へご相談ください。求職者の方の意見を真摯にお伺いし、できるだけご希望に添った保育園のご紹介をさせていただきます。

    ぜひジョブトル保育で自分らしい保育ができる場所を一緒に探してみませんか。

    【参考】保育士の現状と主な取組 養成校の学生が、保育職への就職を目指すことを決めた理由

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