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    保育園の連絡帳の書き方を解説!コツや内容に困ったときの対処法は?

    #お役立ち情報 #保育士の働き方 #保育士の悩み #保育ノウハウ 2024/01/19

    保育園のアイテムの1つである連絡帳は、保育士と保護者の方がコミュニケーションを取るために欠かせないものです。連絡帳を毎日書く施設も多く、何を書くべきか悩んでいる保育士も多いのではないでしょうか

    今回は連絡帳の書き方とコツを解説いたします。また、どんなことを書くべきか内容に困ったときの対処法や連絡帳の記入例もご紹介いたします。今連絡帳で悩んでいる保育士にとって役立つ内容になっています。連絡帳で悩まない保育を目指して、ぜひ参考にしてください。

     

    保育園の連絡帳とは

    保育園では毎日連絡帳の提出をお願いしています。それだけ連絡帳の役割は大きいと言えるでしょうでは、保育園での連絡帳の役割とはどのようなものなのでしょうか。実際、毎日の仕事である連絡帳の記入には大きな役割があります。ここでは連絡帳の役割やその内容について説明していきます。自分の書いている連絡帳にはどのような役割があるのかをぜひ確認してみてください。

    連絡帳の役割

    連絡帳の一番大きな役割は保護者の方とのコミュニケーションです。送迎のときに忙しそうでなかなか声をかけづらい保護者の方や、保育士と話すのが苦手な保護者の方にとっても、連絡帳があることで、スムーズなコミュニケーションが期待できます

    さらに、保育士の書く子どもの何げない日常生活の様子や一言を読むことで、保育士への信頼感が増すこともあるようです。何げない日常の記録は子どもの成長とともに大切な思い出になるはずです。

    園児の成長の記録としても連絡帳は使える大切なアイテムと言えるでしょう。連絡帳は保護者の方とのコミュニケーションや子どもの成長の記録としての役割のほかに、保護者の方からの質問や要望を受けるために使うこともできます。

    また、おなかの調子が悪い、せきが出る、鼻水が出るなどの体調に関しても連絡帳は大切な役割を持っています。家庭から体調についての連絡を書面でもらうことで、保育士間の共通認識も得ることができます。連絡帳は保育士が思っている以上に大きな役割を持っていることを理解しておきましょう。

    連絡帳の内容

    連絡帳に書かれている内容は一体どのようなものなのでしょうか。ここからは連絡帳の内容について具体的にご紹介していきます。自分が書いている連絡帳はどのような内容か思い出してみてください。

    子どもの様子

    連絡帳に書いてほしいことの1つが子どもの様子です。普段、子どもと離れていることが多い保護者の方にとって、保育園での子どもの様子を知ることはとてもうれしいことです。ちょっとしたことでも、子どもの成長を感じたときや、気付きがあったことなどを書くようにしましょう。

    保護者へのお願い

    保護者の方に対してのお願いも連絡帳に書くようにします。丁寧な言葉で書くことで、こちら側の気持ちを伝えることができます忙しい送迎の時間にお願いなどの大切な話をするとなかなか本意が伝わらない場合も多いので、連絡帳を活用するようにしましょう。

    連絡帳を書くために

    連絡帳に何を書くかは理解できても、実際に書くにあたってどんなことに注意しなくてはならないのか不安な人もいるはずです。何人もの子どもたちの様子を連絡帳に書くためにはどのような心がけが必要なのでしょうかここでは、連絡帳を書くために普段の保育でどのようなことに心配りをする必要があるのかを解説していきます。

    子どもの理解

    子どもの様子を連絡帳に書くためには、子ども一人ひとりを理解しておく必要があります。そのためにも普段の保育で気付いたことがあった場合は、ちょっとしたメモを残しておくとよいでしょう。

    1人で洋服を着ることができたといった発達のことや、お友だちと仲良く遊んでいたなどの人間関係のことなどをメモに残すことをおすすめします。実際に連絡帳に書くことによって、あらためてその子どもの発達を冷静に見つめることができます。そのことが子どもへの理解をより深めることになるでしょう。

    保護者の理解

    子どもの理解と同じくらい大切なのが、保護者の方の理解です。どのような考えを持って育児をしているのか、仕事の忙しさはどうかなど、保育士は積極的に保護者理解に努めます

    また担任だけでなく、多くの保育士たちと情報を共有しておくことが大切です。保護者の方がどのような人かを園全体で把握しておくことで、保護者の方をよりサポートすることができます。

    共感

    保護者の方が連絡帳にお願いや悩みごとを書いてきたら、まずそのことについて共感することが大切です。保護者の方は自分の気持ちを理解してもらいたいという思いで書いています。さらに、悩みごとについてはできるだけその悩みに理解ある姿勢を示しましょう

    そして、細かいアドバイスは直接会ったときに保護者の方の様子を見ながらすることをおすすめします。保育士にとって連絡帳を書くことは仕事ですが、文章はそのときの心情が出やすいため、乱暴な言葉遣いにならないように気を付けて書くようにしましょう。

    コミュニケーション

    連絡帳に書いてある悩みや質問に寄り添えるためにも、普段から保護者の方とのコミュニケーションを大切にしておきましょう。保護者の方が連絡帳に書いてくる内容については、返事が必要な場合がほとんどです。返事が書けないときは必ず、送迎のときに時間を使って話をするなどの対応をします。

    また、時間が必要な回答についてはその旨も伝える必要があります。園長に確認してからお伝えする旨を連絡帳に書くことで、保護者の方は安心し、保育士に信頼を持てるようになります忙しいし、書かなくても分かるだろう、と勝手に思い込まないように心がけることが大切です。

    連絡帳の書き方のコツ

    連絡帳を書くには保護者の方と心を通わせることが大切であることをお伝えしてきました。そして、それにはコツがあります。ここからは連絡帳を書くコツについて解説いたしますコツを身に付けることで、連絡帳を書くポイントをつかむことができます。書くことに悩んでいる保育士もいるはずです。ぜひ参考にしてください。

    エピソードを書く場合

    毎日の生活の中で子どものエピソードを書くときもあります。保護者の方が子どもの日常生活の中で知りたいエピソードとはどういうものでしょうか。

    保護者の方が知りたいエピソードとは、できるようになったことは何か、お友だちは誰か、お昼寝はしたか、などいろいろです。そのため、子どもがいつ、だれと、どこで、何をしていたか、などを意識して書くようにします。

    説明にならないように気を付けて、意識して書くようにするだけで分かりやすい丁寧な文章になります。

    返信を書く場合

    返信を書く場合にもコツがあります。返信のコツは、連絡帳に書くにあたって、保護者の方が質問してくれたことに感謝する文章を入れるようにすることです。このようなちょっとした心遣いはとても大切です。保護者の方のことも私たちは大切に考えていると文章で表すことで保護者の方は保育士との距離を近くに感じるはずです

    また、そのときにほかの園児と比べたりしないようにします。ちょっとした心掛けで保護者の方と良い信頼関係を築くこともできます。

    ではさらに具体的な内容に返信するコツをお伝えいたします。

    体調に関して

    体調に関して連絡帳に記載があった場合は、保育園全体で状況を把握したことを書きますまた、健康状態について細かく観察して連絡帳に記入します。さらに、体調が良くなるまで、引き続き配慮していくことも書いておきましょう。

    保護者の悩みについて

    保護者の方からの子どもの悩みについては、保育園でも同じような状態が見られるのかどうかを丁寧に観察し、記入します保育園でも保護者の方の悩みと同じような場面が見受けられたときには、どのように対処したか、具体的な方法を書くようにします。

    保護者の方自身の個人的な悩みについては、その悩みについて理解し、子どもにとってよりよい影響を与えられるように保育園も頑張っています、など書くとよいでしょう。自分の悩みを理解してくれつつ、子どもへの理解も感じて、安心感を持ってもらえるはずです。

    書くことがないときの対処法

    心構えやコツが分かっても書くことがない、書けないときはどうしたらよいでしょう。連絡帳に書くことがないときは、無駄に時間ばかりが過ぎていってしまい焦りを感じてしまいます。書くことがなく困ってしまうことが、実際には多いのではないでしょうか。ここでは、書くことがなくて困ったときの対処法をお伝えいたします。

    本を参考に

    連絡帳の例文が載っている本などを参考にすることも1つの方法です。多くの書き出しのアイデアを例文などから取り出して書くことで、書けないストレスを減らすことができます。普段から忙しい保育士にとって、何かを参考にして時間を上手に使うことも大切です

    再度観察してみる

    どうしても連絡帳に普段の様子を書けない子どももいるはずです。そのときはもう一度観察してみると、書くヒントが見つかるかもしれません。遊んでいる様子はどうかな、食事はどうかな、などと見る視点を変えるだけで何かが見えてくるはずです。

    ドキュメンテーションを利用する

    ドキュメンテーションを行っている園であれば、写真や動画などを見直すことで、子どもの様子やクラスの活動の雰囲気を思い出せるはずです。ドキュメンテーション自体がそのような目的で使われるため、その子の発達や生活も客観的に理解できるはずです。

    連絡帳の例文

    ここからは具体的に連絡帳の例文をご紹介いたします。書くことに悩んだり、迷ったりしたときにこれらの例文を使うことで、連絡帳を書くストレスが減るのではないでしょうか例文を自分らしい言葉に変えて使ってみるとよいでしょう。

    0歳児

    ハイハイで遠くまで移動することができるようになったため、保育室の中を自由に探索しています。ときどき私がどこにいるかを確認するしぐさがとてもかわいくてその思いに笑顔で応えています。たくさん体を動かすことによって、食欲もあり、睡眠も十分にとれています

    1歳児

    指先でつまむことができるようになってきたので、積み木を積み上げて楽しみました。積み上げた積み木を崩したり、また積み上げたりと何度も繰り返し行い、集中できる時間も長くなってきました。遊びの中から成長が感じられて、とてもうれしかったです

    2歳児

    園庭の砂場でスコップを使ってバケツに砂を入れるなど、一生懸命に遊び込む姿勢が見られました。お友だちにもスコップを貸してあげることができ、優しい一面も見ることができました。心も体も成長していることを感じることができました

    本当に大切なことは

    今回は、連絡帳の書き方やコツなどをお伝えしてきました。もっとも、本当に大切にしなくてはならないことは普段の保育です。連絡帳を書くことで保育ができなかったり、連絡帳を書くことで保育士がまったく休むことができなかったりしたら、質の良い保育はできません。連絡帳は保護者の方との大切な絆ではありますが、連絡帳について見直してみることも大切です。

    保育に対してさまざまな疑問を持つようになったら、ぜひジョブトル保育にご相談ください。保育の疑問を解決できるような自分に合った職場をご紹介することが可能です。ぜひ自分らしい保育を探してみませんか。

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