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    保育士にコミュニケーション能力は必要?重要性やポイントを解説

    #保育士の働き方 2023/10/13

    保育士は多くの人と関わりを持つ仕事です。そのためコミュニケーション能力がとても重要です。しかし、保育士にコミュニケーション能力が必要だと理解されていない方もいるようです。

    そこで今回はなぜ保育士にコミュニケーション能力が必要なのか、その理由を解説していきます。さらに、コミュニケーションスキルをアップさせるための方法やコミュニケーションが上手にとれることによるメリットをお伝えいたします。

    ぜひ、参考にしていただき、保育園で円滑なコミュニケーションがとれる保育士を目指してください。

     

    保育士の仕事

    保育士は多くの人とコミュニケーションを持ちながら仕事をしています。普段コミュニケーションについてあまり意識のない保育士も多いようですが、保育のやりやすさはコミュニケーションと大きく関係しています。

    そのため、子どもや保護者の方、同僚、先輩保育士との関わりをコミュニケーションによってどのように持つかがとても大切です。では実際に保育士はコミュニケーションをどのように使うことがよいのでしょうか。

    たとえば、子どもと保護者の方には同じようなコミュニケーションの取り方ではうまく意思疎通ができません。そのためにも相手や物事によって上手に使えるコミュニケーションスキルを保育士が身につけることが必要です。

    さらに魅力のある先生はコミュニケーションが上手なことが多いようです。コミュニケーションスキルは学ぶことによって得られます。ぜひ積極的にコミュニケーションについての知識を得て、保育士の仕事に役立ててみてください。

    コミュニケーションとは

    保育士の方たちにはコミュニケーション能力が必要とここまでお伝えしてきましたが、実際には保育士以外の仕事でもコミュニケーションはとても大切なスキルです。総務省の資料によると企業が従業員に求める能力のひとつが対人関係能力であり、いわゆるコミュニケーション能力であるという結果が出ています。

    このことによって、コミュニケーションは仕事を円滑に進めるために必須なものと考えられていることがわかります。AIでは補えないこのコミュニケーションスキルがあることが、これからの将来、選ばれる人材であることに間違いありません。

    保育士以外の仕事でもコミュニケーション能力は大切なスキルであることを覚えておくとよいでしょう。

    【参考】総務省 AI時代に求められる能力 企業が従業員に求める能力

    コミュニケーション不足で悩むとき

    ここまでコミュニケーションはどのような場所でも大切であるという概念をお伝えしてきました。では実際にコミュニケーション不足で悩みが生じてしまう保育での具体的な場面とはどういうときかお伝えします。

    思い当たる問題の根本にはコミュニケーション不足があるのかもしれない、と新たな気づきもあるはずです。

    保護者との関係

    保護者支援は保育士にとって重要な仕事のひとつです。コミュニケーションが不足してしまうと、保護者の方は保育士への信頼がなくなり、安心して子どもを預けられなくなってしまいます。

    さらに保育士よりも保護者の方の年齢が高いと、どのような言葉遣いや、話し方がよいのか悩んでしまい、コミュニケーションが不足することも考えられます。保護者の方との関係を築きあげるのに時間がかかってしまうと、保護者の方への対応が難しく感じてしまいます

    同僚との関係

    保育士の同僚といっても、保育園では先輩や後輩など、さらに園長や主任など、立場の違う多くの人がいます。そして保育士はこのような同僚に囲まれて仕事をします。そのため、立場の違う同僚とどのようにコミュニケーションをとるべきか悩む場面がでてきてしまいます。

    先輩保育士との関係

    先輩の保育士は保育の全てに気を配り、自分の何倍も仕事ができるように感じてしまうことがあります。さらに、自分ができないことに執着してしまい、保育士としての自分の力の足りなさを感じてしまいます

    先輩に相談したくても、相談すること自体が幼稚に思えて、なかなか先輩とのコミュニケーションをとることが難しく感じてしまう場合も多いようです。

    同僚との関係

    先輩保育士だけでなく、一緒にクラス担任をしている同僚保育士とのコミュニケーションでも悩むことが多くあります保育はチームワークが大切であることはわかっていても、風通しの悪い職場で、良い関係性を築くのは難しく、最悪の場合、口をきかなくなってしまうときもあります。

    ちょっとした意見のすれ違いや、考え方の違いでこのような事態になってしまうことも多いため、コミュニケーションの取り方が難しいと感じる保育士も多いのではないでしょうか。

    園長や主任との関係

    日常の勤務の中で園長や主任と話をしても、お互いの向いている視点が違うことで、思うようにコミュニケーションがとれないと感じている保育士もいるのではないでしょうか。

    さらに、年功序列の考えから管理職に自分の意見を言うことが難しく、また、管理職が立場の上下を重んじる気持ちでいる場合自分の意見を聞いてもらうのは難しい状況であると考えられます。

    もちろん面談などをおこなう園もありますが、1対1で話すことでなおさら自分の意見が言いづらいということもあるようです。

    コミュニケーションの取り方がわからない

    コミュニケーションが大切なことはわかっていてもコミュニケーションの取り方がわからず、コミュニケーションが苦手という方もいます。特にコミュニケーションで失敗をしてしまい恥ずかしい思いをした場合や自分の言葉で誰かを傷つけてしまったらと心配している方などはコミュニケーションにおいて苦手意識を持ってしまいます。

    また、自分が考えていた反応と違う反応が返ってきたら不安だと思っていたり、自分の意見ではどうしようもできないと考えてしまうとコミュニケーション自体が面倒になってしまいます。

    子どもと接することは大好きでも、大人とどうやってコミュニケーションをして関わったらよいのかわからないという保育士もいます。人はそれぞれ苦手なものがあるのは仕方のないことですがコミュニケーションスキルは自分自身で磨くことのできるものなので、今コミュニケーションが苦手と感じている方もぜひコミュニケーションスキルをアップさせてみてください。

    コミュニケーションスキルをアップさせよう

    ここまでコミュニケーション不足で悩む原因や、コミュニケーションの取り方がわからないことについてお伝えしてきました。ここからはコミュニケーションが苦手な方や、よりコミュニケーションスキルをアップさせたい方に向けて具体的な方法について解説いたします。

    もちろん簡単な方法ばかりではありませんが、スキルアップすることによって確実に今以上のコミュニケーションスキルを身につけられます。ぜひ取り入れていただき、今まで以上に円滑な人間関係を築いてください。

    話の聞き方

    自分の意見を言うことよりも、まず聞き上手であることが大切です。聞き方にも工夫があり、相槌をうったり背もたれに寄り掛からずに姿勢を正して話を聞くようにします。

    これらは非言語コミュニケーションのひとつと言われ、相手に関心を寄せている気持ちを表し、相手にポジティブな印象を与えられます。このようなコミュニケーションで、相手との信頼関係を築けます。

    話し方

    相手の目を見て目線をしっかり合わせて話すのがポイントです。真剣な表情や強調したい部分をゆっくり伝えることで、相手にもここが言いたいことだなという印象を与えられます。また、言葉に手ぶり、身ぶりを加えることも大切です。わかりやすく丁寧に話すことで、よりコミュニケーションがとりやすくなります。

    相手の意見を受け入れる

    自分と意見が違う場合でも、相手の話をさえぎったり、否定するのではなく、一度は受け入れる姿勢がコミュニケーションには大切です。しかしそれは自分の意見を持ってはいけないということではありません。保育士がそれぞれ違う価値観を持っていることを忘れずに、お互いを認め、尊重しあうことが大切です。

    内部研修

    価値観を認め、よりよいコミュニケーションがとれるようになるために効果的なのが内部研修です。園全体でコミュニケーションスキルに対する共通認識を持つことはとても大切です。

    外部から講師を招かなくても、保育士同士でコミュニケーションに対してどのように考えているかを理解し合うだけでも風通しのよい働き方ができます。私たちの園のコミュニケーションとはこういう考えであるといった園独自のコミュニケーションに対するテーマを持って保育をすることが理想です。

    コミュニケーションがとれるとこんなメリットが

    コミュニケーションスキルをアップさせるポイントを具体的にお伝えしてきましたが、これらを実践することでどのようなメリットがあるのでしょうか。

    ここからはコミュニケーションをとることで得られるメリットについてお伝えいたします。ぜひこのメリットを目標にコミュニケーションをおこなってみてください。

    子どもとのコミュニケーション

    子どもと目線を合わせコミュニケーションをとることで、保育士から伝えたいことが子どもたちに伝わりやすくなります「ありがとう」などのポジティブな言葉を伝えることで、子どもは自信を持つことができます。

    言わなくてもわかるだろう、子どもだから伝わらないだろうと考えず、保育士の言葉をしっかり伝えることで、良好な信頼関係を築けます。乳幼児のときに信じ合える関係を築くことは一生において大切な基盤であることを忘れないようしてください。

    保護者とのコミュニケーション

    保護者の方と積極的にコミュニケーションがとれれば、保育園や保育士を信頼してくれます。そのことで園への理解や協力を得られるでしょう。こまめに子どもの様子を伝え、ともに成長を喜べる保育士を保護者の方は待っています。

    また、保護者の方は担任の先生が忙しいと感じていることがほとんどです。そのため、お手紙などで、いつでも話しかけてもらってよいことを伝え、保護者の方と話すときは丁寧に落ち着いて話すことを心がけてみてください。そのことで、より保護者の方との信頼関係を築けます。

    同僚とのコミュニケーション

    保育中でもこまめにコミュニケーションをとることで、保育がスムーズに進み、事故も未然に防げます。もちろん、大声で話をする必要はありません。また、コミュニケーションはおしゃべりをすることでもありません。

    今おこなわれている保育で気づいたことなどを、伝えあう、対話することで保育の質もあがってきますチームワークが良くなることで保育もやりやすくなるでしょう。

    コミュニケーションは働きやすさの鍵!

    今回は保育園で働くために必要なコミュニケーションについてさまざまな角度からお伝えしてきました。働きやすさは保育の質にも直結します。コミュニケーションしやすい保育園をお探しの時はぜひジョブトル保育にご相談ください。

    私たちはさまざまな条件に合った働きやすい場所をご提案することが可能です。さらに、ご紹介しただけではなく、アフターフォローについても万全ですので、安心して一歩を踏み出せることでしょう。ジョブトル保育で楽しい保育の道をスタートさせてみませんか。

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