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    現役保育士が「大変」と感じる瞬間は?やりがいに変える方法も解説

    #保育士の働き方 #保育士の就職・転職ガイド #保育士の悩み 2023/09/30

    保育士は小さな子どもと関わる仕事です。保育士を目指している方にとって、保育士の実際の仕事の様子を知りたいと思っている方も多いはずです。

    今回は、現役保育士が保育士の仕事の中で「大変」と感じていることについて解説していきます。また、「大変」をやりがいに変えるポイントについてもお伝えいたします。心のベクトルの向きを変えるだけで、保育の仕事がより楽しく、充実したものになるはずです。ぜひ参考にして、魅力ある保育士を目指してみてください。

     

    保育士の役割

    保育所での保育は子どもが現在を最もよく生き、望ましい未来を作り出す力の基礎を培うために、環境を通して養護及び教育を一体的に行うべきとされています。そのためには保育士はより確かな専門性を持つ必要があります

    しかし日常の保育において、ストレスを抱え、なかなか思うような保育ができないと感じている保育士の方もいます。また保育士の役割において、全てが重荷であると考えてしまう現役保育士もいます。

    乳幼児期の子どもの育ちは大人になっても自分自身の生き方に影響すると言われています。それらを考えてみると、保育士の役割はとても大きいのです。大変さを感じることにおいて、何かを見逃すことのないようにしっかりと保育ができるヒントを自分自身で見つけることも大切かもしれません。

    【参考】厚生労働省「保育所保育指針解説」(p.5)

    保育士にとって大変なこと

    では実際には、保育士にとってどんなことが大切なのかここで具体的に解説していきます。保育士ならではの大変なこともあります。大変さを知っておくことは、これから保育士を目指す方にとって大変役に立つのではないでしょうか。

    子どもたちへの対応

    子どもの安全や健康を担っていることは保育士にとって大きな負担です。子どもたちの日々の健康のチェックや、事故、けがのないように見守ることはとても責任が重いと感じてしまっても仕方ありません。また、0歳の乳児と5歳の幼児への対応はまったく違います。そのためクラスでの関わり方も違うことになります。年度ごとに子どもへの対応を変えていくことは保育士にとって思っている以上に大変なことだと考えられます。

    保育士を取り巻く環境

    保育士は子どもとの関係だけを大切にするわけではありません。保育士を取り巻く環境はさまざまですが、ここでは保護者の方との関係と職場での関係についてお伝えいたします。

    保護者との関係

    普段はうまくいっていても、けがや事故などに際してクレームなどの事案が発生してしまうと精神的にも大変になってしまいます。また、自分の子どもを心配する気持ちから多くの要望や意見を伝えてくる場合もあります。学年の途中で担任が変わる場合はまれで、どうしても1年間は同じ保護者の方たちとのお付き合いになるため、普段から保護者の方との良好な関係を作っていくこと自体が大変なことなのかもしれません。

    職場での関係

    保育士は職場においても園長や主任、先輩、同僚、後輩と、さまざまな関係性の中で仕事をします。どこかがうまくいかなくなってしまうと、保育自体がスムーズに進まないこともあり、大変さを実感してしまうのではないでしょうか。

    さらに、多くの人が保育所の中で働いていますが、正規の職員、パートの職員と働き方もさまざまです。職場での人間関係は大変さを実感する大きな原因の1つです。

    保育士の専門性

    子どもの発達について知っておくことやその発達に合った環境を構成するなど、保育士の専門性を生かすことはとても大変です。保育士の養成校や研修で学んだことを実際に保育に生かすことも大変ですし、そのためには周りの協力も必要になってきます。自分の持っている専門性を生かすことや、より確実な専門性を身に付けることはとても大変なことなのかもしれません。

    収入面

    保育士は、労働量に対して収入が少ないと言われています。厚生労働省の資料によると、令和4年の保育士の平均年収は391.4万円となっています。令和3年の民間の平均年収が443万円のため、実際にほかの民間の職種に比べて収入が低い傾向にあります。

    【参考】

    厚生労働省「職業情報提供サイトjobtag」

    国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」

    休みの取りにくさ

    保育士の人数が少ない園や日曜日も開園している園に勤務した場合、休みを取りづらいことが大変と感じる理由の1つになります。休みは働く人の権利であるため、本来休みやすい職場環境はとても大切です

    有休だけでなく、身体の調子が悪いときに休みを取りにくいのは、働く環境が悪く大変と感じても仕方がないことです。家族がいる保育士にとって、自分以外のことで休みを取ることもあるでしょう。休みを取りにくいことは働きがいにもつながります。

    労働時間

    最近の保育所では、できるだけ残業をしないように働き方を改めるところが多くなってきています。それでも、何かの行事の際にはその準備で労働時間が長くなってしまうこともあるでしょう。

    保育士はよりよい行事を行うために無理をしてしまうこともあります。そのため、行事が近づいてくると保育士の仕事は大変だと感じてしまうのではないでしょうか。また、ほかの保育士に迷惑をかけないように持ち帰って行事の準備をするときもあります。

    仕事の量の多さ

    保育士の仕事は子どもたちの保育だけではありません。働いてみると、事務仕事の多さに大変だと思ってしまう保育士も多いようです

    特に事務員がいない園では、保育士は園児にかかる費用の計算から徴収まで行わなければなりません。さらに保育の方法を変えたことで、保育に慣れるまでに時間がかかり、思っている以上に仕事の量が増えてしまったという園もあります。

    大変をやりがいに変えるには

    ここまで、保育士が大変だと感じる場面について解説してきました。ここからは、大変をやりがいに変えるポイントをお伝えいたします。ちょっとしたことで大変さがやりがいに変わり、保育の仕事が今以上に楽しくなるはずです。

    子どもたちへの対応は→年齢に合わせた関わり方を

    保育士は誰よりも子どもの発達に対して知っている必要があります。そしてそれは、経験はもちろん、多くの知識によって蓄えられます参考書を読んだり、先輩からアドバイスをもらったりなど、たくさんの知識によって年齢に合わせた関わり方を知ることができ、自信を持てるようになるはずです。

    保育士を取り巻く関係は→コミュニケーションを大切に

    保護者の方に対しても、職場の上司や同僚などに対しても、コミュニケーションを大切にすることが大切です。保護者の方とのトラブルの際には周囲の保育士や園長に相談をして、1人で抱え込まないようにします。また、保育はチームワークが大切です。お互いを信頼する気持ちを持つだけでもよい関係を築くことができるでしょう。

    保育士の専門性は→研修等で保育技術を磨く

    保育士には質の高い保育が求められています。さらに、将来、高い保育技術を持つ保育士は高い収入を得ることができるようになってくるでしょう。そのためにも多くの研修等に出向き、保育士の専門性を向上させましょう保育が変わってくると、周りの保育士たちからも自然に協力が得られるようになってくるはずです。

    収入面は→キャリアアップ研修や資格取得を

    現在、保育士の収入の改善のために処遇改善という事業が行われています。処遇改善のためにキャリアアップ研修に参加し、専門的なリーダー職員の育成を行います。研修の修了内容に応じて保育施設にお金が支給されます。このような制度を使うことで、自分自身の収入も上がってきます

    また、保育に関わる資格を取得することで、そのことを評価してくれる園もあります。資格取得が収入に直接つながることもありますので、積極的に考えてみるとよいでしょう。

    休みの取りにくさや労働時間は→職場環境のよい園へ

    休みの取りにくさが大変だと感じている場合、園の環境を変えることは時間と労力がとてもかかります。それならば、自分の仕事のスタイルに合った園を見つけ、再就職することも考えてみましょう

    また、人気がある園はたくさんの保育士が働いていることが多く、休みが取りやすいことや、労働時間についても考えられています。そのような園で働きたいときは、ぜひジョブトル保育にご相談ください。ジョブトル保育では働き方のご希望に合った園をご紹介することはもちろん、就職後の相談もお引き受けいたします。

    仕事量の多さは→小規模保育園への就職も

    事務処理や行事に対しての仕事量の多さに大変さを感じるときは小規模保育園への就職も考えてみるとよいでしょう。

    小規模保育園のメリットは、仕事量のことだけでなく子ども一人ひとりと丁寧に関われることです。仕事に追われ、保育の意味を見失ってしまっているときは小規模保育園へ移ることも視野に入れてみてください。

    保育士のやりがいはこんなところ

    ここまで、保育士にとっての大変さやそれらをやりがいに変えるポイントをお伝えしてきました。しかし、保育士のやりがいはそれだけでしょうか。せっかく保育士になったのに、やりがいを見失っている場合もあるかもしれません日々の保育の中で見つけるやりがいもとても大切です。

    子どもの笑顔

    保育士のみなさんは子どもが好きという方がほとんどでしょう。子どもたちは保育士の思いに一生懸命応えてくれます保育士が正面から向き合うことで、子どもたちも真っすぐに向き合ってくれます。そして、笑い声や笑顔を見るたびにやりがいを感じることができるはずです。毎日の子どもたちの笑顔はいつの間にかやりがいにつながっています。

    自分自身への自信

    保育士は国家資格です。その資格を持っていること自体とてもすごいことです。また、保育のスキルは日々の仕事を行っているうちに自然に向上していきます少しずつクラスをうまくまとめることができるようになったと感じるとき、それは自信へとつながっていきます。自信を持つことで保育にやりがいを感じることができるでしょう。ぜひ、ご自分の保育に対する思いに自信を持ってみてください。

    保育士はとても素晴らしい仕事

    多くの人に囲まれて行う保育という仕事は、人しかできません。それはいつも相手の気持ちを考えて行動しなくてはならないからです。立場の違う多くの人たちとコミュニケーションを取りながらの仕事はとても素晴らしい仕事です

    ぜひ自信を持って、保育士を目指してみてください。そして、就職の際にはぜひジョブトル保育にご相談ください。経験豊かなスタッフがよりよい場所をご提供させていただきます。

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