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    保育士に転勤・異動はある?タイミングや通知後にやるべきことを解説

    #保育士の働き方 #保育士の就職・転職ガイド 2023/03/17

    保育士に憧れて保育士資格を取得して、保育士への転職、就職を考えている人も多いのではないでしょうか。保育士は思っている以上にやりがいのある素晴らしい職業です。ただ、保育士を目指すにあたって、転勤や異動について気にされている方もいるはずです。では実際に保育士に転勤や異動はあるのでしょうか。

    今回はそのような方のために、保育士の転勤や異動について「公立保育園」と「私立保育園」の2つのケースについて説明いたします。さらに転勤のタイミングや転勤を通知されたらやるべきことについて詳しく解説いたします。

     

    保育士に転勤や異動はあるの?

    保育士の就職先はさまざまで公立、私立、企業、または派遣会社と、自分の働き方によって就職先も選べる職種のひとつになっています。そのなかで、転勤や異動がある就職先ももちろんあります。

    ここからは転勤や異動がある就職先はどのような場所なのかを具体的に解説していきます。現在そのような場所で働いているが、まだ異動の経験のない保育士の方はもちろん、これから保育士として働きたいが転勤や異動について悩まれている方にとって参考になるはずです。

    公立保育園の場合

    公立保育園の保育士は「地方公務員」となりその自治体の職員という立場です。そのため、公立保育園の保育士は公立保育園間での異動があります。だいたい頻度としては3〜4年程度での異動が一般的ですが、保育園によっては長くひとつの園に勤めることもあります。その理由として、保育園間の人材のバランスが挙げられるでしょう。

    つまり人材を自治体で調整することによって異動の期間が決まります。もちろん、本人の意思もある程度は尊重されますが、地方公務員としての保育士である以上異動は避けられません。公立の保育士になる場合には異動があることを理解しておくことが大切です。

    保育園以外の人事

    自治体の公務員であるため、保育園以外の人事もあります。子育て支援事業の一環として、地域の子育てサロンでの勤務であったり、児童福祉施設での勤務になることもあります。

    また、自治体によっては公立保育園の縮小を図っているところもあり、必然的に保育園で勤務する職員の数も少なくなってきている場合もあります。

    今まで保育園で勤務していた職員が市役所などで行政に関わる可能性もあります。これから公立保育園の保育士を目指す方たちは保育士以外の仕事になる可能性もあることを念頭においておく必要があるでしょう。

    私立保育園の場合

    私立保育園でも異動がある場合があります。例えば同一法人が複数園を運営している場合、複数園同士間での異動があります。同じ保育園でのキャリアを重視したい場合は複数園の運営がない保育園を選ぶことも大切です。

    また、逆に福祉に対する多くの経験をしたいと考えている方にとっては異動のある施設を選ぶとよいでしょう。自分の思いによって働く職場を選べるのが同一法人の運営です。そして、異動により保育士が保育以外の社会福祉を学ぶことはとても有益です。

    そうして保育に戻ってきたときに、よりよい保育の質を目指すことのできる人材になっていることでしょう。

    保育園以外の人事

    同一法人が運営しているのは保育施設だけでなく、高齢者施設や障害者施設など、多くの社会福祉の施設をお持ちの場合が多く、福祉のサービスに幅広く対応しています。同一法人の場合の異動は保育施設だけに限りません。残念ながら保育施設以外の異動が決まってしまうと辞めることを考える保育士もいます。そのようなことにならないためにも、就職する際に確認をするようにしましょう。

    人事異動のタイミング

    ここまで、公立、私立に限らず転勤や異動があることをお伝えしてきました。では実際に人事異動のタイミングはいつなのでしょうか。

    多くの場合3月下旬に人事異動が通知される場合が多いようです。しかし、年度末というのは新年度に向けた準備や引き継ぎの用意などもあるため、とても忙しいときの人事異動と感じている方も多いのではないでしょうか。とても忙しい時期に辞令があると慌ててしまう方がほとんどです。そのようにならないために、いつ辞令がでても大丈夫なように心構えをしておくことが大切でしょう。また、今年で異動かもしれないと考えている方は園長にさりげなく聞いてみてもよいでしょう。

    異動が決まったらやること

    では実際に異動が決まった場合、どのようなことをしなければならないのでしょうか。ここでは異動の際に必要なことを具体的にお伝えいたします異動の可能性がある園にお勤めの方や、そのような園に勤務することを希望している方はぜひ参考にしてください。

    引き継ぎ

    最初に考えなくてはならないことは後任の保育士への引き継ぎです。子ども一人ひとりの成長や発達について、また、子どもの性格や好きな遊びなど。子どもたちの特徴や性格についてできるだけ細かくまとめておく必要があるでしょう。

    食事に関してもアレルギーについての注意事項が必要ですし、保護者対応についても対応の仕方などを有益な情報としてまとめておきましょう。日頃から少しずつメモなどで書きとめておくのもひとつの方法です。後任の保育士が子どもたちや保護者の方の現状を把握できるように心がけてみてください。子どもたちにとっても担任が交代するという影響を最小限にできるようにすることが一番大切です。

    また、5歳児クラス(年長クラス)を担任している場合は保育所児童保育要録もまとめておきましょう。これは毎年のクラス編成においても同じことがいえます。園によっては自分のクラスを引き継がない場合もあるはずです。後任の保育士に引き継ぎをする場合、どのような方法が良いかを検討してみてください。

    玩具と絵本についての確認

    教室にあるおもちゃや絵本について確認しておくようにしましょう。担当教室以外のおもちゃや絵本が混ざっていないか、それらがきちんと分類されているかどうか確認しておきます。後任の保育士が気持ちよく保育室を使用できるように整備しておくことはとても大切です。忙しいと後回しになりがちな保育室内の整備は普段からの心がけが大切です。

    あいさつを考える

    書類の整理や室内の整備をひと通り終わったら、あいさつを考えなくてはなりません。あいさつする対象の方によってあいさつの内容も変えなくてはなりませんここではだれに向けてのあいさつかを明確にお伝えし、その内容について例文をまじえながら具体的に説明していきます。

    異動先の保育園にむけて

    あいさつは「〇〇保育園からこちらの保育園に異動となりました。(名前)と申します。今までの保育士としての経験をこちらの保育園でも生かしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。」などが望ましいあいさつの仕方でしょう。

    自分らしい個性を出したあいさつよりも、一般的なあいさつを心がけるとよいでしょう。自分らしさは今後の保育の方法で分かってもらえます。まずは心をこめて、簡潔にあいさつすることが大切です。そのことによって相手にも好印象を与えます。

    入園や進級式でのあいさつ

    異動先の園でのあいさつの例として「今年度担当することになりました(名前)です。こちらの保育園に今年度から異動してまいりました。今までの経験を生かし、子どもたちの心に寄り添った保育をしてまいります。一年間よろしくお願いいたします。」などがおすすめです。

    こちらの園で働くのは初めてだけど、今までに保育士としてのキャリアはあることをお伝えしますそのことによって保護者の方は安心して子どもを預けられますし、信頼関係も築きやすいはずです。

    保護者にむけて

    新しい園では保護者の方を理解するまでに時間がかかるのが普通です。そのためにも、変わった保育士という先入観を持たれないようにあいさつすることが望ましいです。その例として「こちらのクラスを担任いたします(名前)です。子どもが自宅に帰ってからの子育てについての悩みなど、いつでもお気軽にお話ください。一年間よろしくお願いいたします。」などがよいでしょう。

    ハキハキとした口調で話すことで、保護者の方にとってもよい印象をあたえます。また、笑顔で話すことも大切です。鏡の前で練習してからあいさつにのぞみましょう。

    人事異動のメリット

    ここまで転勤や異動になったときにどうしたらいいのかを具体的にお伝えしてきました。転勤や異動は雑務も多く、大変なイメージを持たれている保育士も多いのではないでしょうか。もちろん、転勤や異動は体力も時間もかかるものです。ただし、転勤や異動にもたくさんのメリットがあることをここでお伝えしていきます。

    同じ環境の場所での仕事はやりやすい反面、人間関係において風通しが悪くなりがちです。数年に1度のペースで転勤や異動があることで、職場に新しい風が吹くことも多く、風通しの良い職場になります。

    変わらない人間関係において、閉鎖的で、やる気がおきないということも、異動によって新しい保育者が入ることで、お互いにメリットになるということも忘れないでください。転勤や異動は人間関係をリセットできる貴重な機会ととらえるのもよいのではないでしょうか。

    保育士として

    最近では働きやすさの面からも保育士の人気は少しずつ高まってきています。保育士は働く環境を選ぶことができます。ぜひ、就職する園での転勤や異動についての認識をしてから働く環境を選んでみてください

    保育士は子どもの発達に対応しながら保育するという、専門性の高い仕事です。そのため、異動が原因で辞めてしまう選択をしないようにしてください。ジョブトル保育では、転勤や異動のない園も多数紹介しています。皆さまのご希望に添った保育園をご紹介いたします。ぜひ一度ジョブトル保育にお気軽にご相談ください。

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