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    保育士と子育ての両立が難しいと呼ばれる理由!解決策や両立するメリットを解説

    #保育士の働き方 #保育士の就職・転職ガイド 2023/02/10

    保育士として働くことで充実した毎日を送れることは分かっていても、子どもが生まれると両立の難しさを感じてしまう保育士も多いようです。保育士として働いている人のほとんどは女性のため、出産後も本当は仕事と子育てを両立したいと思っている人も多いはずです。

    今回は保育士と子育ての両立に悩んでいる人にとって役に立つ情報をお伝えしていきます。今まさに両立で悩んでいる人はもちろん、これから結婚や出産を考えている人にとっても参考になるはずです。多くの知識は自分の支えにもなります。ぜひ最後までお読みください。

    保育士の仕事と子育ての両立とは

    保育の現場は女性が多く、出産や子育てが身近にある職場だともいえます。ただ実際には保育士一人ひとりの環境が違っていたり、働くスタイルが違っていたりすることで、同僚の先生から自分にあった両立の仕方を得ることはなかなか難しいのではないでしょうか。

    ここでは子育て中の保育士の現状や保育士の離職についてお伝えします。大きなデータから現状を知ることで、自分自身の現状と重なり参考になる部分もあるかもしれません。

     

    子育て中の保育士の現状

    保育士の資格を持っているけれど、保育の仕事をしていない人を潜在保育士と呼びます。日本における潜在保育士の数は2022年時点で約95万人です。厚生労働省の資料によると、潜在保育士対象のアンケートにおける有効回答数800件に対し、69%が「子ども有り」と答えています。

    また、保育園で就労するにあたって48.6%の人が「家庭との両立」が不安であると答えています。約半数の人が子育てとの両立をあきらめて離職し、潜在保育士となっている現状が見受けられます。

    出産で離職

    厚生労働省が以前調査した結果によると妊娠・出産の理由により退職してしまう保育士は22.3%という結果が出ています。また、平成29年度の調査によると保育士の退職者のうち、18.0%が出産・育児を退職の理由に挙げています。

    人によって退職の理由はさまざまですが、その理由のひとつが出産・育児ということです。もちろん退職せずに両立している保育士もいますがさまざまな面で悩みを抱えている場合があります。ではどのようなことで難しいと感じているかを具体的にお伝えしていきましょう。

    【参考】

    潜在保育士の実態について

    保育士の現状と主な取組

    保育士と子育ての両立は難しい

    ここまで保育士と子育ての現状について大まかに説明してまいりました。そして、ここからは保育士と子育ての両立について具体的な例をあげながらさまざまな角度から解説ていきます。なぜ保育士と子育ての両立が難しいのか、何が問題なのかなど、ぜひ参考にしてください。

    難しい理由

    保育士と子育ての両立の難しい理由にはどういうものがあるのでしょうか。ここでは多くの人が難しいと感じている理由について説明します。

    時間外の仕事

    現在は働き方改革によって保育業界は以前より働きやすい状況にあるといえます。とはいえ、やらなくてはならない仕事が終わらなければ、残業や仕事を自宅へ持ち帰らなければならない場合もあるようです。子育てをしながらそのような時間がとれるのでしょうか。また、仕事のために自分の子どもと向き合う時間が少なくなってしまったら、自分も、子どもも切ない気持ちになってしまうはずです。

    そのようなことを考えると保育士と子育ての両立は難しいのではと考えてしまうのも当然です。

    休暇がとりづらい

    保育士が不足している保育園も多く、自分が休んでしまうことで迷惑をかけてしまうのではと考えてしまう保育士もいます。休暇がとりづらいことは、心身の負担も大きくなってしまいます。休暇がとれないのであれば、両立することが難しいと考える人もいるはずです。そしてこれは、子育てをしている人だけの問題ではないため、多くの保育士が同じように考えているはずです。

    体力が厳しい

    子育てをしながらの保育士は体力勝負のところもあります。午前中はどうにか保育に対してポジティブな対応ができても、午後になってくるとエネルギー切れをおこしてしまうのも当然です。

    さらに、帰宅後に子どもの様子をみながら家事をしなくてはなりません。保育の内容ももちろんですが、自分自身に余裕があってこそ保育の質は高められることを考えた時、疲れてしまったり、体力に自信がない場合、保育士と子育ての両立は難しいと感じてしまうでしょう。

    突然の事態の対応が難しい

    もし、自分の子どもが怪我や病気などで急に休む必要がでてきたり、預け先から早退願いの連絡が来たりと、子育てに突然の事態はつきものです。分かっていてもその対応が難しい園も多く、すぐに対処できない場合もあります。

    また、代わりの保育士がみつかるまで、ちょっと待たなければならないときもあります。子どもの具合が悪い時に一緒にいてあげたい、一刻も早く子どものそばに行ってあげたいと思う気持ちは当たり前です。保育園の対応が厳しい場合は保育士と子育ての両立は難しいかもしれません。

    子育てとの両立を解決するためには

    ではこれらの問題を解決するためにどのような方法が有効なのでしょうか。ここからは保育士と子育てを両立するためのヒントをお伝えしていきます。ひとりでも多くの保育士の方に合う仕事と子育てを両立するためのヒントをご紹介いたします。

    働き方を考えてみる

    子どもが産まれてからもフルタイムで働きたいと考えている人もいるはずです。逆に働き方を変えたいと考えている人もいるでしょう。保育士の働き方はいろいろあり、子育て中に合う働き方を選ぶことも可能です。

    時短勤務

    多くの保育園で、時短勤務を導入しています。4~6時間の短い時間での勤務であるため、給料は安くなってしまいますが、子育て、家庭への負担を軽くすることが可能でしょう。子どもの成長に合わせて、時短勤務からフルタイムへ移行する保育士も多く、柔軟な働き方のひとつといえます。

    パート勤務

    勤務時間を短くすることが可能で、朝だけ、夕方だけといった自分のライフスタイルに合った働き方です。その分給料は安くなってしまいますが、仕事量も少なく、子育てを中心とした働き方を考えている人にとってパートでの勤務は最適かもしれません。

    派遣保育士

    派遣保育士は派遣会社との契約になるため、勤務時間、勤務内容、契約期間があらかじめ定められています。また、派遣会社から保育園に働き方の要望を伝えてくれるため、安心して働けます。時給も比較的高いため、子育て中の働き方として派遣保育士を選ぶ人も多くなってきています。

    働きやすい職場を探す

    働き方を選ぶことも大切ですが、働きやすい職場を選ぶことも保育士と子育ての両立を解決する方法のひとつです。ではどんな職場を選ぶとよいのでしょうか。ここでは保育士と子育てを両立するための職場の選び方についてお伝えいたします。

    産休や育休制度が整っている園

    現在、保育士の待遇改善が進められています。全ての園というわけではありませんが働きながら子育てしやすい環境が少しずつ整えられてきています。その中でも公務員保育士は残業も少なく、産休、育休制度が整っているため、保育士と子育ての両立がしやすい環境といえます。もちろん公務員保育士試験に合格する必要がありますが、考えてみてもよいかもしれません。

    突然の事態に理解のある園

    子どもを育てながら仕事をすると子どもの具合などで急に休みを取らなければならないときがあります。そのようなときに理解を示してくれる園を職場として選ぶことも大切です。これは就職する際の職場の見学や、面接のときにあらかじめ確認しておくとよいでしょう。保育士の人数が多い園では突然の対応も可能な場合が多いため、併せて確認しておくとよいでしょう。

    育児支援制度の確認

    就職先の保育園独自の育児支援制度を確認しておくことも大切です。なかには保育園費用の補助や、子どもを勤務先と同じ保育園で預かってもらえるなど、さまざまな育児支援があります。ジョブトル保育ではどのような勤務スタイルで仕事をしたいか相談することが可能です。無理がなく子育てと両立できるような園をジョブトル保育で探してみてください。

    家庭の協力

    子育ては夫婦で協力し合いながら行うもので、夫婦どちらかの負担が多くなってしまうと子育てがつらくなってしまいます。家族としての形も自分が思っていたものとは違ってきてしまいます。また、仕事と子育ての両立は家族みんなの協力が必要です。

    家庭の役割を分担する

    話し合って分担したことでも、分担した仕事だけをすればよいということではありません。そのため、ゆるやかな役割分担が理想です。お互いが思いやりの気持ちを持つことで、今、子どもやお互いのために何をしたらよいのかが分かってくるはずです。子育ての期間はあっという間です。ぜひお互いが気持ちよく子育てに協力できるような役割分担を考えてみてください。

    配偶者の育児支援を確認する

    多くの会社では男性の育児休暇を認め、育児支援の制度が整えられてきています。ただし、その制度がうまく活用されていない会社も多いため。配偶者の会社の育児支援を確認しておくことは大切です。

    子育てと両立するメリット

    今まで、保育士と子育ての両立は難しいといった視点からお伝えしてきました。確かに大変なことも多いですが、実際にはメリットも多く、保育士のスキルアップのためにも、離職しないで良かったと感じている保育士も多くいます。ここでは子育てと両立することで得たメリットをお伝えしていきます。

    保護者の気持ちに寄り添える

    保護者支援は保育園にとって大きな役割を持っています。保護者の気持ちに寄り添うことは保護者支援のひとつですが、そこで、共感したり、アドバイスしたりと、自分が子育てをしているからこそできることがたくさんありますまた、保護者の方も同じ子育てをしながら仕事をしている者同士という気持ちを持ってくれることもあるでしょう。

    子育ての経験が生かせる

    乳児クラスで赤ちゃんのお世話をするときや幼児クラスで子どもと接するときなど、自分自身の子育ての経験を生かせるでしょう。自分の子どもとの経験は保育の視野を広げてくれます。

    自分の子育てに保育士の仕事が役に立つ

    今まで保育園でしてきたことが、自分の子育ての役に立つことも多いでしょう。おむつを変えたり、沐浴させたり、離乳食を食べさせたりと、仕事で何気なくしてきたことが、自分の子育てに生かせる喜びも感じられるはずです。

    保育士を続けるために

    子育てとの両立は思っている以上に大変で、離職を考えてしまう人もいるのではないでしょうか。そのようなときにはぜひジョブトル保育を頼ってみてください。

    自分の働き方は自分自身で決めてよい時代です。子どもを育てながら働きやすい環境の保育園をご提案いたします。

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