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    保育士の転職が「怖い」と感じる原因は?恐怖を乗り越えて転職する方法を解説!

    #保育士の就職・転職ガイド 2022/12/16

    現在勤務している保育園に不満を感じ、転職を検討している方もいることでしょう。そしてそのなかには、転職したいと思いながらも恐怖や不安が大きく、なかなか一歩を踏み出せずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

    そこで今回は、保育士が転職を「怖い」と感じる原因について徹底解説いたします。転職への恐怖や不安を乗り越える方法、保育士が転職するメリット・デメリットについてもあわせてご紹介いたしますので、ぜひ、転職に対する自分の思いと向かい合いながら読み進めてみてください。

     

    保育士が転職を怖いと感じる理由

    「転職が怖くてなかなか動き出せない…」

    待遇面や労働環境、人間関係などに日々悩みながらも、さまざまな理由から転職に恐怖を感じ、一歩を踏み出せずにいる保育士の方は多いようです。

    そこでまずは、保育士が転職を怖いと感じる理由を確認していきましょう。不安や恐怖を解消するためには、自分自身が転職の何を怖がっているのかをしっかりと把握することが重要です。

    新しい保育園での人間関係が不安

    東京都の調査では、保育士の退職理由で最も多い回答を占めたのが「職場の人間関係」だと報告されています。

    上司・同僚・保護者の方などとの密なコミュニケーションが必須とされる保育士にとって、人間関係の悩みは常につきまとう問題。良好な関係を築けるかどうかが仕事ぶりを左右すると言っても過言ではありません。

    そのため、「新しい保育園になじめなかったら…」「またうまくいかなかったらどうしよう…」という不安から転職に踏み出せない方も多いことでしょう。

    とはいえ、新しい環境に入り一から関係を築いていくのは、保育士にかかわらず誰もが不安や恐怖を感じるものです。自分だけの感情ではない点を踏まえ、過度に不安を抱かないようにしてくださいね。転職する際には、事前に職場見学などをして職場の雰囲気、同僚の人柄などを確認しておくとよいでしょう。

    【参考】東京都福祉保健局「平成30年度東京都保育士実態調査結果(報告書)」

    保育の知識不足・経験不足に対する不安

    経験が浅い保育士やブランクがある保育士などの場合には、これまでの自分の知識や経験がほかの保育園で通用するのかどうか不安になってしまうこともあるでしょう。

    しかし、園によって保育方針や保育の方向性は異なるため、たとえ知識や経験豊かなベテラン保育士であっても転職したては戸惑うものです。転職する際には、常に教わる姿勢をもっておくとよいでしょう。

    年齢に関する不安

    自分の年齢をネガティブにとらえてしまい、転職が怖くなってしまう保育士もいます。たとえば、40代前後の保育士の場合には、「この年齢で転職しても給与が下がってしまいそう」「そもそも求人がなさそう」と半ば諦めモードであったり、体力的に不安を感じたりして転職に踏み出せずにいる方も。

    また、20代の若い保育士の場合でも、「保育士経験数年で転職なんて悪い印象を持たれそう」「もう少し経験を積まないとスキルを評価されないのではないか…」などと若さゆえの不安を感じてしまう方もいるようです。

    しかし、保育士業界は近年人手不足が続いており、年齢不問での採用も増えています。20代の若手保育士は今後の伸びしろや新しい環境への馴染みやすさ、40代前後の中堅保育士は即戦力が期待されて、有利に転職できる可能性もありますよ。

    なお、体力的な不安で転職が不安な場合には、子どもの人数が少ない小規模な保育園を中心に転職活動をするのもよいでしょう。

    転職活動がよくわからず不安

    特に、初めての転職の場合には、転職活動をどうスタートして、どのように進めていけばよいのかわからずに不安になってしまう方も少なくありません。

    転職初心者の方は、まず、転職したいと思い始めた理由、転職する際の絶対に譲れない条件などを書き出し、転職への気持ちを整理してみるとよいでしょう。また、転職理由がまとまったら、無料の転職サイトや転職エージェントに登録して、プロに相談するのもおすすめ。現時点でどのような勤務先があるのかを把握できたり、専任のエージェントからアドバイスがもらえたりするので、安心感が高まります。

    転職を後悔しそうで不安

    「今までの保育園のほうがラクだった…」など、転職後に後悔してしまうケースを考えて不安を感じている保育士もいることでしょう。

    たしかに、転職したからといって希望どおりの勤務先が見つかるとは限りません。また、希望の保育園へ転職できたとしても、仕事に慣れるまでの間には「前の職場のほうが…」と幾度となく思うこともあるでしょう。

    しかし、転職後によりよい環境で働けるようになり「転職してよかった」と感じている保育士は数多く存在します。納得のできる転職を叶えるために、どうして転職したいのか、転職の譲れない条件を今一度じっくりと考えてみるとよいでしょう。

    保育士が転職するメリット・デメリット

    転職が怖いと感じる原因を把握したところで、ここからは保育士が転職するメリットとデメリットをご紹介いたします。転職するべきか否かの判断材料のひとつとして、ぜひ参考にしてみてください。

    保育士が転職するメリット

    まずは、保育士が転職することで得られるメリットを確認していきましょう。

    • 待遇面や労働環境を改善できる
    • 自分の保育観と合う保育園で働ける
    • 知識とスキルの幅が広がる
    • 人間関係の悩みから解放される

    上記メリットを1項目ずつ詳しく見ていきましょう。

    【メリット①】待遇面や労働環境を改善できる

    近年、国を挙げて保育士の処遇改善が進められており、給与を高く設定している保育園や、保育士の負担を減らして働きやすい環境が整えられた保育園などが増えてきています。

    そのため、転職によって、給与が上がる・サービス残業が減る・休暇を取りやすいなど、待遇面や労働環境を改善できるメリットがあります。

    【メリット②】自分の保育観と合う保育園で働ける

    現在勤務している保育園の保育方針が合わず、働きにくさを感じている方なら、転職によって自分の保育観に合う保育園を見つけられるメリットがあります。保育園の方針が自分のやりたい保育と合っていれば、日々やりがいを感じながらのびのびと働いていけるでしょう。

    転職時には、求人票の募集要項だけでなく、園のホームページなどで保育方針や活動内容まで確認しておくのがおすすめです。

    【メリット③】知識とスキルの幅が広がる

    転職によって、さまざまな保育士と出会い、「こんなやり方があったのだ」とこれまでとは異なる保育観に接することもあるでしょう。また、やったことのない行事やプログラムを体験することで、「こんな保育活動があったのだ」と新たな発見があるかもしれません。

    それらはすべて、保育士としてのスキルアップにつながるものです。自分自身の知識とスキルが広がる可能性を秘めているのも、転職のメリットのひとつと言えます。

    【メリット④】人間関係の悩みから解放される

    前述のとおり、保育士の退職理由の上位を占めるのが「職場の人間関係」です。今の保育園でごたごたとした人間関係に悩んでいる場合、深刻であるほど転職はかなり有効な解決策と言えます。

    転職後の保育園で必ずしもよい人間関係が築けるとは限りませんが、現在の悩みをリセットし、新たにスタートできるチャンスを得られるのは転職の大きなメリットでしょう。

    保育士が転職するデメリット

    では、保育士が転職する際にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。

    • 昇給・有給・退職金などがリセットされる
    • 転職活動にお金がかかる
    • 人間関係に新たな悩みが生じる場合も

    上記デメリットを1項目ずつ詳しく見ていきましょう。

    【デメリット①】昇給・有給・退職金などがリセットされる

    転職すると、これまで働いていた保育園での昇格・有給日数・退職金などがリセットされてしまうのがデメリットのひとつです。

    たとえば、現在有給休暇がたっぷりとたまっていても転職をすれば減ることになってしまい、退職金も勤続年数がリセットされるため総額が減ってしまいます(※退職金制度がある保育園の場合)。

    新しい保育園で一から積み上げていかなければならない点を留意しておきましょう。

    【デメリット②】転職活動にお金がかかる

    転職活動には何かとお金がかかってしまう点も大きなデメリットと言えます。

    交通費や移動先での食事代、通信費や雑費、スーツや靴などの身だしなみ代などをはじめ、希望の保育園が遠方の場合には、新幹線代や飛行機代、宿泊費が必要となる場合もあるでしょう。そのため、転職する際には事前にある程度の転職活動費用を用意しておく必要があります。

    【デメリット③】人間関係に新たな悩みが生じる場合も

    新しい環境で新たな人間関係が築けることはメリットとなる反面、コミュニケーションが得意でない方にとってはデメリットにもなり得ます。

    また、現在の保育園での人間関係の悩みを解決したくて転職したはずが、転職先の人間関係が新たな悩みの種となってしまう可能性も考えられます。

    良好な人間関係が築けるか否かは実際に働き始めてみないとわからない部分もありますが、転職する際には事前に見学に行く、転職エージェントに相談するなどして、職場の雰囲気をつかんでおくとよいでしょう。

    保育士の転職への不安や恐怖を乗り越える方法

    最後に、「転職したいけれどどうしても不安…」という方へ向けて、不安や恐怖を乗り越えて転職するためのポイントをご紹介いたします。

    在職中に転職活動を始める

    在職中に転職活動を始めれば、無収入になるリスクを回避でき、「転職先が決まらなかったらどうしよう」という不安も軽減できます

    希望の就職先が見つかるまで、マイペースに活動を続けられるのもメリットです。退職後にじっくりと時間をかけて転職活動するのもひとつの手ではありますが、その期間に無収入となってしまうのが留意点。焦って希望とは異なる保育園に決めてしまうようなことがないよう、やはり在職中に転職活動をスタートさせ、転職先が決まってから退職の手続きをするのがよいでしょう。

    転職への希望を明確にする

    どうして転職したいのか、転職してどんな希望を叶えたいのかを明確にすると、目標や方向性がしっかりと定まり、転職への不安や恐怖が和らぎます

    給料を上げたいのであれば基本給や各種手当が充実した保育園を見つけよう、ライフワークバランスを充実させたいなら福利厚生のしっかりとした保育園を見つけようなどと、転職をポジティブに考えられるようになりますよ。

    転職エージェントを利用する

    転職する際には、保育士向けの転職エージェントの利用も検討してみましょう。転職エージェントに登録すると次のような恩恵を受けられるため、転職への不安や恐怖をかなり軽減できるはずですよ。

    • 保育業界専門のエージェントが相談に乗ってくれる
    • 希望に合った求人を効率よく見つけられる
    • 非公開を含め幅広い求人を紹介してもらえる
    • 職場の雰囲気を教えてもらえる
    • 履歴書や職務経歴書の添削・面接対策をしてもらえる
    • 自分の代わりに給与や条件の交渉をしてもらえる、など

    なお、転職エージェントのほとんどが利用料無料です。情報収集や相談だけでもできるので、気になるサイトがあればぜひチェックしてみてください。

    まとめ

    転職への不安や恐怖は、保育士だけでなく、誰しもが持ち得る感情です。転職したからといって必ずうまくいく保証はどこにもないため、不安要素ばかり考えて足踏みしてしまうのもムリはありません。

    しかし転職は、給与がアップしたり、よりよい環境や人間関係のなかで働けたりなどと、大きなメリットをつかみ取るチャンスでもあります。

    転職が不安な場合は、どうして転職したいと考え始めたのか、今一度自分の気持ちを整理してみましょう。まずは、保育士向けの転職エージェントを活用し、転職事情をのぞいてみるのもおすすめですよ。怖さを乗り越え勇気をもって、ぜひ転職への一歩を踏み出してみてください。

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