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    園外保育の活動内容とは?目的やメリット、実施にあたってのポイントの紹介

    #お役立ち情報 #保育ノウハウ #保育業界の基礎知識 2022/10/21

    多くの保育園では園外保育が取り入れられています具体的な活動内容は園によって異なるため、園外保育のねらいやポイントを正確に理解しづらいのではないでしょうか。

    今回は園外保育の活動内容についてご紹介するとともに、目的やメリットについても解説いたします。また、園外保育を有意義なものにするためのポイントについても合わせてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

     

    園外保育とは

    園外保育とはどういうものなのでしょうか。その名の通り、園外保育とは園から離れた場所での保育ということになります。それは散歩や歩いて行けるような近い場所での保育でもありますし、バスなどで移動して園から遠く離れた場所での保育というときもあるでしょう。園とは異なる環境の中での活動は、子どもたちにとってよい刺激となり多くの経験を得ることができますその経験がより多くの学びを生むためにも、保育士は園外保育のためにきちんと計画を立て、目的を定めて、安全面において十分に配慮する必要があります。最近では乳児のクラスにおいても園外保育が行われるようになりました。

    厚生労働省によると、保育園における園外活動は豊かな経験を得る機会を設ける上で重要な活動である、ということです。園外活動は安全性が保障された上で行われるべきものであり、子どもの発達に沿ったものであることが重要です。そのためにも保育士は普段から子どもたちの発達や状態を知っておく必要があるでしょう。

    【参考】厚生労働省 保育所における園外活動時の安全管理に関する留意事項

    園外保育の活動

    ここでは、どのような園外保育が行われているかを具体的にご紹介いたします。今まで行っていた活動が実は園外保育だった、と初めて知る方もいるのではないでしょうか。遠足だけが園外保育ではありませんよ。

    散歩

    普段から行われている散歩は園外保育の代表的なものです。都心にある園庭をもたない保育園では、近くの公園に行って遊ぶ活動を日常的に行っているのではないでしょうか。園舎から離れ、広い公園で思いきり遊んだり、遊具で全身を使った遊びに挑戦したり、子どもの興味は遊びを通して広がっていきますまた、砂場などでは創造力を培う可塑性のある遊びが、水場では五感を刺激する遊びが環境を通して行われます。それらのことによって、子どもたちは夢中になって遊びこむ経験をすることができます。自然の多い公園などでは虫や花などから季節の変化を知ることもできます。公園は私たちが思っている以上に魅力的な環境であることを覚えておきましよう。

    遠足

    バスや電車を使って遠足に出かける園外保育は子どもたちにとって特別な経験となります遠足の行き先は保育士が決める場合と、子どもたちの意見を尊重しながら決めていく場合があるでしょう。動物園や水族館に出かけるケースが一般的には多いかもしれません。普段見られない動物や魚たちと身近に接することができ、たくさんの刺激と感動を得られることでしょう。子どもたちにとって、楽しみながら学ぶことのできる貴重な経験になることを忘れずに遠足の準備をし、実施しましょう。

    野外体験

    最近では森や畑など、自然がより多いところに行き、野外で自然体験をするも多くなっています。森の中で、静寂や木々が風に揺れる音を楽しんだり、自然の美しさや尊さに気づいたり、自然を全身で感じながらの遊びの体験は子どもの感性をより深めてくれるはずです。また、果物・野菜の栽培や収穫など、子どもたちが自然に作物について学べる環境を準備することで、子どもたちは食べ物に関心をもち豊かな心が育まれることでしょう。そのためにも園外保育にはどこにねらいがあって、どのような体験をして、その後の保育にどのようにつなげていくのかを前もってよく考えておく必要があります。

    園外保育のメリット

    園外保育のメリットとはどのようなものなのでしょうか。保育士がメリットをよく理解することで、子どもたちにより効果的な園外保育になります園外保育によって得られるメリットを知って、子どもの発達に応じた園外保育を実践してみてください

    五感を育てる

    園外保育では絵本やお話でしか知らなかった花や草、昆虫などを自分の目で実際に見ることができます。そして、その匂い、感触なども同時に体験することによって子どもたちの五感はみるみる育っていきます園に戻ってからも見てきた花や虫について図鑑で調べる子どもが出てくるかもしれません。大人にとっては何気ない自然も、子どもたちにとっては好奇心の対象です。園外保育で保育士は、子どもたちの目の輝きを見ることができるはずです。そして、五感を通した子どもたちの感性の育ちを感じることもできるでしょう。

    社会のルールを体験する

    園外保育では社会のルールを学べるメリットがあります。子どものころから社会と関わることで、道徳心や社会性を身につけることができます。もちろん園でのルールを守ることも大切ですが、園の外に出ることによって、自分が社会の中で生活していることを知り、社会のルールを学んでいくことができますそれらは成長の過程でとても大切です。さらに、園外活動で多くの人と出会い、話すことで、子どもたちはコミュニケーション能力も身につけていきます

    交通ルール

    赤信号のときに止まることはもちろんですが、街には多くの標識もあり、それらのルールに従うこともとても重要です。歩道橋を渡ったり、横断歩道の渡り方を学んだり、子どもたちにとって交通ルールを守ることは、自分の命を守ることにつながります。散歩などの園外活動は交通ルールを学ぶのに最適な機会です。

    公共のルール

    社会では交通ルールだけが大切なルールではありません。公共の場所でのルールもぜひ覚えてもらいたいのではないでしょうか。公共施設や公共の交通機関などの公共の場ではどのようにしたらよいのか実際に体験できるのが園外保育の魅力です。バスや電車の乗り方や公共の場所での他の人に迷惑をかけない行動などを、子どもたちがワクワクする経験の中で学んでいけることは大きなメリットです。

    社会生活のルール

    園外活動は、初めて会う人との接し方を学ぶのにとてもよい機会と考えられます。散歩をしながら地域の方とすれ違うこともありますし、遠足で施設の職員の方と触れ合う機会もあるはずです。そのようなときにどうしたらよいのか、社会生活でのルールを保育士が率先して見せることになります子どもたちは大人のやり取りを見ることで、あいさつの仕方や振る舞い方を学び、身につけることができます

    園外保育を行うときのポイント

    多くのメリットがある園外保育ですが、ポイントを押さえることで、より多くの効果が期待できます

    ここではそのポイントを具体的にご紹介いたします。ポイントを知ることで、園外保育の質が上がり、今まで以上に充実した園外保育になるのではないでしょうか。ポイントを再度確認して園外保育を行ってみてください。

    ねらいをもった活動に

    天気がいいから、いつも行くから、子どもたちの気分転換のためになど、園外保育を行う理由はさまざまです。保育士は専門性をもった仕事ですから、明確なねらいを定めた園外保育になるようにしてみましょう何を体験させるべきか、何を感じてもらいたいかなど、ねらいをもった園外保育であることが大切です。園外保育のねらいが保育の質を大きく向上させるでしょう。そして、ねらいがあるからこそ、子どもたちは楽しい活動の中でより多くの発見や学びを得ることができるはずです。

    安全のために行うこと

    園外活動は子どもの発達のために大きな効果を発揮することはもちろんですが、最も重視することは子どもたちの安全です。そのために保育士はいくつものポイントを押さえる必要があります今まで大丈夫だったから、などの経験や感覚で園外保育をしては大きな危険に直面するかもしれません。子どもたちにとっての安全とは何か、まずは園全体で共通認識をもち、高めることが大事です。

    園外保育のマニュアル

    園の安全に対しての考え方をマニュアルにして、どの保育士でも同じ認識をもてるようにすることは何よりも大切です。交差点での子どもたちと保育士の待つ場所や点呼の方法、引率時の保育士の人数や注意すべき点など細部に至るまで、保育士全員がマニュアルを理解し実践することが重要です。

    下見は念入りに

    園外保育を行う場合は必ず下見を行いましょう遠足などは下見を行う場合が多いですが、散歩などでも、工事等のチェックや時間帯における道の混雑状況などを確認しておくとよいでしょう。また、園外保育中に悪天候になった場合の避難場所なども考えておく必要があります。そのほか、子どもたちにとって歩きやすい道か、交通量はどうかなど、チェックリストを作って下見をすると安全に対する目線や意識も深めることができます。

    当日にチェックすること

    園外保育を思いつきで行うことは避けた方がよいでしょう。事前にしっかりと園外保育の計画やスケジュールを立てて、当日までに下見をし、当日も出発前に最終チェックを行います。

    では当日はどのような点をチェックすればよいのでしょうか。ここでは当日のチェック内容についてご紹介いたします。

    子どもの様子

    出発前、具合の悪い子どもがいないか注意深く観察しましょう。調子の悪い子どもは無理に一緒に活動をするのではなく、保護者の方に連絡をし、園内で安静に過ごしてもらうことも大切です。そして、子どもたちの微妙な変化に気づくためにも、保育士は普段から子どもたちの様子に注意して目を向けておく必要があります。

    天候の確認

    天気が少しでも悪くなりそうなときに、遠くまで園外活動に出かけることはおすすめできません。天気予報のチェックはもちろんですが、黒い雲が出ていないか、まずは目視で確認をしましょう。また、真夏の園外保育は熱中症になる危険性があるため活動の実施を慎重に検討する必要があります

    緊急時の連絡

    もし、園外保育中にトラブルが起きてしまった場合、どのように対応するかを事前に確認しておきます。連絡先が入っている携帯電話を持つことも必要ですが、近くの病院や警察、AEDなどの場所もあらかじめ確認しておくことが大切です。緊急の事態に慌てずに対処できるようにするためにも、日ごろから緊急時を想定して訓練をしておくことが大事です。

    帰園後にしておくこと

    園外保育から帰園したらそれで終わりではありません。園外保育後に行う事柄が、次の機会に実施される園外保育の質の向上につながります。

    ここでは帰園後に何を行うと園外保育がより充実したものになるかをお伝えいたします。

    園長先生への報告

    子どもの人数を再度確認して園長先生に報告しましょう。それに加えて、安全面を報告することはもちろんですが、子どもたちの様子も伝えておくようにしましょう。子どもたちの行動や様子を常に観察し、報告することで園外保育が安全に行われる基盤が作り上げられます

    園外保育のふりかえり

    園外保育で気づいたことを保育士たちと話し合う時間を設けましょう安全面について情報を共有して、子どもたちの様子をみんなで把握することで、園外保育がさらに安全で価値のある保育になるはずです。日々忙しい保育士たちにとって、このような時間を取ることは難しいかもしれませんが、実りある園外保育にするためには必要不可欠な時間になるでしょう。

    園外保育をより豊かにするために

    子どもたちにより多くの経験をさせたいと考える保育士はたくさんいます。同時に、園外での保育は安全面を考慮すると難しいと考える保育士もいます。それに、中には園外に出ることを嫌う子どももいます。保育士はそのような状況の中、いくつかの選択をしなければなりません。しかし、子どもたちにさまざまな刺激を与えて成長させてくれる園外保育にはメリットが豊富です。目的を明確にして、安全面も十分配慮した上で、子どもたちのすてきな思い出となるような園外保育をぜひ行ってあげてください。

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