
北口の改札を出て右に進むとすぐに園がありました。
(HPには徒歩1分と記載がありましたが園までは1分もかからずに着きます!!)
にじいろ保育園関内は高架下にあり、平屋の建物でした。
駅前ということもあり、園の周辺は飲食店や商業施設があったり、目の前には大きな道路もあり、にぎやかな印象です。
園内に入ると、開園して2年目ということもあり、綺麗な保育園!!というのが第一印象でした。
見学当日は、園長先生が丁寧に案内や説明をしてくださいましたよ!

玄関はスロープになっており、広々としています。
また、玄関のスペースを利用してすまいるボッスクというものを置き、園の運営をよりよくしていくため活用しているそうです。

今までにも高架下にある平屋の保育園に何度かお伺いさせていただいたことがありますが、その際には長い廊下がとっても印象的でした。
関内も似たような作りとなっており、幼児クラスに行く際には長い廊下を歩いていきました。
乳児クラスと幼児クラスは保育室が分かれています。
人数も50名程度なのでアットホームな印象でした。

保育室は、ワンフロアの広々としたスペースをカーテンや、棚などで各クラス使用するスペースに区切っています。
乳児クラスは、職員室が目の前のあるので、園長先生、主任の先生、看護師さんが近くにおり保育しやすい環境だと思いました。
また、保育室内には手作りの玩具があり、園内で使用するものを再利用して作っておりました。


1歳児クラスにあった手作り玩具は、運動会に使用したものが時期的に多かったのですが、その他にもたくさん手作りのものがあり先生方の工夫がたくさん見られました。


関内は、開園して2年目の園となり昨年度は開園して間もないということでお子様の安全を第一に考え、行事などは試行錯誤しながら行ったため大きな行事ですと運動会は実施せず、発表会のみ行ったとのことでした。
今年度は2年目ということで準備をしっかりと行い運動会を実施することができ、保護者の方々からもお褒めのお言葉を沢山いただけたとお話ししてくださいました。
その他にも、開園して間もない頃は、散歩コースを先生方で実際に歩いたり、安全な道なのか?子どもたちが歩く際に十分なスペースが確保できるか?など下調べを行い、いくつもの公園に実際に伺ってルートや公園を決めたと仰っておりました。
また、左右どちらの歩道を歩いたら安全か、信号が青く点灯している時間は何秒間あるのか、急に車が出てきそうな箇所も含め確認をしたということでした。
危ない箇所や気になることは全て写真に収め、先生方がみんなで把握し共有するなどして子どもたちの安全をきちんと考え、たくさんの工夫がありました。

関内には、園庭もあるので子どもたちはよく遊んでいます。
夕方以降の預かりの時間でも戸外遊びの時間を設け、園庭は頻繁に使用しているそうです。


また、関内は外国籍の方が多く在園児の4割が外国籍の方ということです。
はじめは苦戦することも多く、お子様も保護者の方も言葉が伝わらなかったり、集団生活が初めてでなかなか馴染めなかったりしたそうです。
言葉に関しては、お便りも同様で園だよりやクラスだよりなどのお手紙で配布し伝えようとしても、やはりうまく伝わらなかったり、違う解釈をしてしまったりとうまくいかないこともありました。
園長先生は、保護者の方々に配布するお手紙の下に英語で必ず言葉を入れているそうで、そういった工夫が園内の色々なところにあり、保護者に説明するときは実際に実物を見せてお伝えしたり、何か用意をいただく際は、準備期間にも余裕を持ち早めに周知するなどの工夫をしているそうです。
現在は横浜市のボランティアの方に、通訳を依頼し、個人面談や保護者会などには同席してくださるそうです。
先生方もスムーズにお話しできるわけではないので、はじめはお子様とのかかわりで苦戦をしたとのことですが、現在は子どもたちも少しずつ日本語を覚え、意思疎通ができるようになり会話やかかわりが安定してきたとのことでした。
1年前はもちろん不安が多かったそうですが、見学時にもそのお話が嘘かのように自然にお話ししている子どもたちでした。
日本語がとても上手になり、友達と仲良さそうにお話ししたり、先生とのコミュニケーションも問題なさそうでした。

保育室内に飾ってある作品もとっても素敵で見学させていただいていると、子どもたちが「これは私が描いたの~!」と紹介してくれたり、お友達とのエピソードを話してくれたりととってもかわいらしかったです。

また、運動会の際に製作した作品も保育室に飾ってあり、子どもたちの思い出がたくさん詰まっていました。
写真を撮らせていただくと子どもたちが「これはね、こうやって作ったんだよ!!」とまた教えてくれてついつい長居してしまいました^_^♪♪



■先生方の働き方
にじいろ保育園には、ガイド(手順書)というものがあり、安心して保育できているとのことです。
先生方が記録する書類もきちんとフォーマットがあるため、規定の用紙に各々が考えて記入できるようになっているとのことです。
また、何かあったとき、緊急時、保護者対応、それぞれ本社に専門の方がいるため他園とも統一して保育を行うことができるとのことでした。
研修制度では、頻繁に参加をし共有しあっているようです。
普段の保育に活かすことのできる内容が多いのでみんなそれぞれ記録を取り事務室に記録を残しているとのことです。
また、保育の質を上げていきたいと園長先生を筆頭に日々努力しているとのことです。
園の概要
【にじいろ保育園関内】2018年4月1日開園
アクセス |
京浜東北線 関内駅北口 徒歩1分 |
開園時間 |
7:00-22:00 |
定員数 |
50名
・0歳児 5名
・1歳児 7名
・2歳児 9名
・3歳児 9名
・4歳児 10名
・5歳児 10名
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にじいろ保育園関内の先生方の年齢層はどのようになっていますでしょうか?
20代の先生が多くおりますが、年齢層としてはパートの先生方も含めて幅広い年齢層となっています。
男性保育士は何人いますか?
現在2名勤務しております。
パソコンを使うときはありますか?
パソコンは計4台あります。
配布する手紙を作成したり、写真を出したり様々な用途で使用します。
ipadも8台あり、乳児の連絡帳記入や午睡チェック、食事の記録を書いています。
お子様の出欠確認もipadで行っており、保護者の方々もだいぶ慣れてきたとのことです。
先生方の中に社宅利用者は何名くらいいますか?
現在1名。
■園の見取り図

次回の見学もとっても楽しみです!